出版社内容情報
55歳でADHDと診断された映画監督・君塚匠。本書は、自身も出演したADHDをテーマとした映画『星より静かに』では描かれていない人間関係が築けず苦しんだ幼少期からの生きづらさ、才能を発揮してきた映像の世界でのキャリア等を通して、マイノリティへの理解を促す一冊。
【目次】
内容説明
ADHDをテーマとしたドキュメンタリー×ドラマ映画『星より静かに』の映画監督が、自身の実体験をさらけだして描いた物語。
目次
1 映画『星より静かに』の公開
2 幼少期・思春期に感じた生きづらさ
3 映画監督を志した若き日
4 親友の死と『喪の仕事』
5 映画への執着と社会で生きることの難しさ
6 理解されないこと、理解されること
対談 脊尾昌壮×君塚匠
Epilogue 六十歳からのリスタート
著者等紹介
君塚匠[キミヅカタクミ]
東京都出身。1964年11月生まれ。日本大学藝術学部映画学科監督コース卒業。1988年、株式会社フジテレビジョンの契約ディレクターを経て、株式会社テレビマンユニオンに移籍。ドキュメンタリーを中心に数々の作品を手がけ、実績を残す。1991年『喪の仕事』で映画監督としてデビュー。その後も、フリーランスとして映画制作を中心に活動し、『ルビーフルーツ』『激しい季節』『おしまいの日。』『月』の計5本の劇場映画で監督・脚本を手がけた。一方、テレビディレクターとしても、ドキュメンタリーやテレビドラマを監督。2018年、NHKドキュメンタリードラマ『小野田さんと、雪男を探した男』で第44回放送文化基金賞奨励賞を受賞、第34回ATP賞奨励賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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きゃしー