出版社内容情報
「救急車への同乗を頼まれた」「入院の保証人になってほしい」といった相談や依頼、「訪問しても会えない」「対応する範囲」など一人暮らしの高齢者を支援する際に戸惑うことが多い場面を取り上げ、民生委員に必要な知識と具体的な対応方法を解説。支援や見守りに役立つ一冊。
目次
第1章 一人暮らしの高齢者の支援にかかわる基礎知識(一人暮らしの高齢者を理解し必要な支援をする;一人暮らしの高齢者に生じる課題やリスク ほか)
第2章 一人暮らしの高齢者や関係者からの相談・依頼にどう対応するか(子どもから「同居しよう」といわれていると相談された;救急隊員から救急車への同乗を頼まれた ほか)
第3章 一人暮らしの高齢者を見守り、支援する取り組み(訪問による見守りの役割;訪問時に警戒や拒否をされたら ほか)
第4章 一人暮らしの高齢者の防災、防火、防犯と家庭内事故の防止(災害時の安否確認と名簿情報の利用;「災害のときは真っ先に助けに来て」と頼まれた ほか)
第5章 最期のときとその後に備える(終活をしたいと相談された;遺産で社会貢献したいと相談された ほか)
著者等紹介
小林雅彦[コバヤシマサヒコ]
国際医療福祉大学大学院教授。1957年、千葉県生まれ。日本社会事業大学大学院社会福祉学研究科修士課程修了。川崎市社会福祉協議会、全国社会福祉協議会、厚生労働省地域福祉専門官、国際医療福祉大学医療福祉学部教授、同学部長を経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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