出版社内容情報
〇精神保健福祉制度のこれまでと最新情報がわかる!
精神保健福祉制度のいまを理解するうえで、過去の歴史的経緯への理解が欠かせません。
本書では、精神保健福祉法のほか、総合支援法、医療観察法といった関連法を含む精神科医の実務に必要な諸制度について、現在に至るまでの過去の歴史的経緯をわかりやすく解説しました。
〇ケースレポートの書き方がよくわかる!
精神保健指定医になるには必須となるケースレポートの書き方について、詳しく解説した単独の章を設けています。
まさに新規精神保健指定医のバイブルともいえる豊富な情報量が本書の魅力です。
〇精神保健福祉制度の改正情報を網羅!
令和4年の精神保健福祉法改正では、医療保護入院の見直し、入院者訪問支援制度創設、精神科病院における虐待防止など、各種制度が変更となりました。
前回の改訂から9年ぶりに発行する本書は、令和5年度・令和6年度施行の改正法に対応、最新情報を網羅しています。
精神医療従事者必携の一冊をぜひお手元でご活用ください。
<目次>
第一章 精神保健福祉法の要点
第二章 人権擁護
第三章 精神保健指定医
第四章 入院形態
第五章 医療保護入院の問題点
第六章 精神医療審査会
第七章 医療観察法の概要と精神科医療
第八章 精神保健福祉法改正とその背景
第九章 障害者権利条約
第一〇章 障害者総合支援法
第一一章 卒後教育
第一二章 精神保健指定医のケースレポート
第一三章 これからの日本の精神科医療
第一四章 よりよき実務のために
付録 関係法令・資料
目次
精神保健福祉法の要点
人権擁護
精神保健指定医
入院形態
医療保護入院の問題点
精神医療審査会と人権擁護
医療観察法の概要と精神科医療
精神保健福祉法改正とその背景―戦後精神科医療の歩み
障害者権利条約
障害者総合支援法
卒後教育―臨床研修制度と専門医制度
精神保健指定医のケースレポート
これからの日本の精神科医療
よりよき実務のために
付録 関係法令・資料
著者等紹介
高柳功[タカヤナギイサオ]
昭和12年富山市生まれ。昭和37年信州大学業、昭和42年同大学大学院修了、学位取得。専門は精神病理学。現・日本精神病理学会名誉会員。国立武蔵療養所を経て昭和46年より医療法人社団四方会有沢橋病院を富山市に開設。現・理事長。昭和62年精神衛生法改正に携わり、公衆衛生審議会専門委員として、指定医制度の立案に参画する。その後ケースレポートの審査に10年間従事。平成10年、再度精神保健福祉法に関する専門委員会委員として法改正を検討。平成6年より平成12年まで日本精神科病院協会医療政策委員会委員長。現・小規模精神科病院全国協議会名誉会長
櫻木章司[サクラギショウジ]
昭和61年昭和大学医学部卒業、平成2年昭和大学医学部医学研究科(大学院)修了、学位取得。医学博士。昭和大学病院、高仁会戸田病院勤務を経て、平成4年より桜樹会桜木病院勤務、平成9年同院院長、平成23年10月同院理事長に就任。平成14年四月より同22年3月まで日本精神科病院協会医療経済委員。規模別問題検討部会長、特定入院料等検討部会長を併任。平成22年4月より同協会政策委員(同委員長。)この間、平成25年精神保健福祉法改正に関わる。現在、社会保障審議会障害者部会委員、同審議会医療観察法部会臨時委員など
新垣元[アラカキハジメ]
平成元年福岡大学医学部医学科卒業。医師。同年琉球大学医学部医学科精神科神経科入局。平成8年8月より医療法人卯の会新垣病院勤務。平成11年6月より同法人新垣病院院長、平成23年6月より同法人理事長に就任し現在に至る。平成14年4月より同年9月まで日本精神科病院協会情報委員、同年10月より同協会編集部員、平成18年より同協会高齢者医療・介護保険委員、平成22年より同協会政策委員、令和3年から同協会政策委員長など同協会の委員会・部会の委員・部員を歴任し精神医療政策に関わってきた。現在、沖縄県精神科病院協会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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