出版社内容情報
妊娠・分娩・産褥・新生児期の正常経過についてウェルネスの視点で紹介するとともに、妊娠悪阻、子宮復古不全、産褥精神障害などの周産期の病態のほか、子宮筋腫や卵巣がん、更年期障害等の婦人科疾患の病態生理・症状・治療・看護ケアについて、オールカラーの関連図で解説。
内容説明
臨床において、患者の問題点と看護計画、さらに実際に行っている看護ケアを結びつけられず、バラバラになっていることがあります。本書は周産期、婦人科にかかわる状態や疾患に焦点をあてて、そのメカニズムと状態・疾患に対する看護ケアを、看護ケア関連図として図式化し、一覧できるように整理しました。さまざまな状態・疾患にある患者に、どのような問題点があるか、どのような影響がもたらされるか、そのエビデンスを認識したうえで、安心して看護ケアが提供できます。
目次
第1部 周産期における変化とその影響(妊娠期の変化と母体・胎児への影響;分娩期の変化と母体・胎児への影響;産褥期の変化と母体への影響;新生児の出生後の変化とその影響)
第2部 ウェルネスで考える周産期の看護ケア関連図(妊娠期;分娩期;産褥期;新生児期)
第3部 問題志向型で考える周産期の看護ケア関連図(妊娠期;分娩期;産褥期;新生児期)
第4部 婦人科疾患の看護ケア関連図(子宮筋腫;子宮内膜症;卵巣嚢種;子宮頸がん ほか)
著者等紹介
細坂泰子[ホソサカヤスコ]
慶應義塾大学看護医療学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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