出版社内容情報
「一生、障害のある弟の世話をしなくてはいけない?」「結婚相手にはいつ・どう話す?」「親亡きあとはどうする?」といったきょうだいが悩むテーマについて、きょうだいであり弁護士の著者がQ&A形式で答える。きょうだいの不安や悩みをすっきり解消する一冊。
内容説明
私は一生、障害のある弟の世話をしなくてはいけないのですか?親、福祉・教育・医療関係者、ヤングケアラー支援者も必読。
目次
第1章 きょうだいとしての自己紹介(5歳から「きょうだい」に;悩みが押し寄せた20代後半;私の年表 ほか)
第2章 さまざまなきょうだい(きょうだいは本当にさまざま;つらかったこと、あるとよかったこと;よかったこと ほか)
第3章 きょうだいの50の疑問・不安に答えます(障害のある弟がいます。きょうだいは一生、世話をしなくてはいけないのですか?;法律に「きょうだい扶養義務」と書かれている!?私には「義務」があるんですか?;趣味にお金を使ってはダメ!?「余裕がある範囲で助ける」の「余裕がある」の基準は? ほか)
著者等紹介
藤木和子[フジキカズコ]
弁護士・障害のある弟と育った「きょうだい」1982年生まれ。東京大学卒業。5歳の時に3歳下の弟の聴覚障害がわかり「きょうだい」となる。幼少期から「弟と私は将来どうなるのだろう?」「私は実家や地元を出てよいのか?」「家業を継いだり、障害者支援に関係のある仕事に就くほうがよいのだろうか?」「結婚はできるのか?」「親がいなくなったら?」などと悩む。2010年頃から「きょうだい会」に参加。先輩の体験談からヒントを得るとともに、きょうだい特有の悩みの幅広さと難しさを痛感したことから、きょうだいの立場の弁護士として発信や相談などの活動を始める。2024年現在、全国障害者とともに歩む兄弟姉妹の会、Sibkoto(障害者のきょうだいのためのサイト)、聞こえないきょうだいをもつSODAソーダの会などの運営に関わる。ヤングケアラー経験者としても、全国各地の自治体や学校、団体で講演などの活動をしている。弁護士としては家族関係が専門。優生保護法弁護団等に関わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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さとちゃん
0sanada0
おと🦁🐾