出版社内容情報
美しい白エルフたちの国・エルフィンドと、稀代の名君・グスタフ王率いる魔族連合国家オルクセンの、因縁の戦いが激化! 双方に数多の被害を与え、悲劇を巻き起こしながら、雌雄を決するときは、近づきつつあった。エルフィンドから逃げ延びたダークエルフ族は、ディネルースを筆頭としたオルクセン最強の《牙》として、仇敵の同族の喉元に歯を立てるが――。血湧き肉躍る異世界戦争群像劇、シリーズ第6弾!
【目次】
内容説明
これは、決戦だ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
14
アンファウグリア旅団の襲撃でエルフィンド軍南翼は後退を余儀なくされ、オルクセン軍は決戦準備を加速する第6弾。機動力を活かし後方に浸透しエルフィンド軍に脅かし続けたアンファウグリア旅団の巧妙な動き。補給難にシュヴェーリン元帥が強行前進を命じ、6万の兵力がネニング平原へ突入した第三軍が合流したことで策定される包囲殲滅計画。アンファウグリア旅団の活躍が目立つ中、ただでさえ補給不足や通信遅延で後退が遅れたエルフィンド軍は後手に回りましたね…装備や練度に差があって、局所での奮闘で劣勢を覆すには相手が悪かったかなと。2025/11/14




