出版社内容情報
貴族令嬢ミモザ=アリステラには、若くして病死した前世があった。
健康な体を持つ今生は誰かの役に立ちたいミモザだが、補助系の付与魔法しか習得できない役立たずとして、家族や婚約者につらく当たられる日々。
だがそんな彼女の前に、ミモザが魔法を込めた折り鶴に救われたと話す勇者の青年が現れる。
自分でも誰かの力になれる? それを知ったミモザは青年と共に人助けの旅へと足を踏み出す――
【目次】
内容説明
魔法使いの名門に生まれた貴族令嬢・ミモザ=アリステラは、若くして病死した前世を持っていた。健康な体で生まれた今回の人生は、誰かの役に立つために使いたい。そう決意したミモザだったが、彼女に習得できたのは補助系の付与魔法のみ。役立たずの烙印を押され、優秀な姉の小間使いとしての日々を送ることになった。―本当にこれが、私のやりたいことだったの?そんな気持ちを抱く中、ある日ミモザの前に勇者の青年が姿を現す。「僕は、この子に救われたんだ」そう語る青年の肩には、ミモザが付与魔法を込めて飛ばした一羽の折り鶴が乗っていた。出来損ないの自分でも誰かの力になれる。それを知ったミモザは青年の手を取り、人助けの旅へと足を踏み出す―。第5回一二三書房WEB小説大賞銀賞受賞作。
著者等紹介
日之影ソラ[ヒノカゲソラ]
ラノベ作家兼漫画原作者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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