出版社内容情報
こっそり巻き戻った最強聖女、降臨!!!
死ぬ運命を幾度も退けた最強の聖女エンヴィー。
伝説の聖典を手に帰還し世界を〝来たる脅威〟から救った英雄。
……その代償に三人の仲間と一羽の召喚魔を亡くし、尚も凛と立つ美しい悲劇の少女。
だが本当は、彼女は何よりも仲間が大切だった。
「だから――尊い彼らの犠牲に、今度は世界が倣(なら)いましょう?」
絶望し闇堕ちしたエンヴィーは聖典の力を解放し世界のすべてを滅ぼした――はずだったが、気づいた時には最強の力と記憶をそのままに、時を遡り旅の出発前へ!
「私だけ聖典の旅に……そうすれば大好きな皆は無事でいられる!」
ところがかつての仲間達は旅の同行を志願してきて、始まったのは前回よりもにぎやかな毎日!?
気弱で怖がりだけど最強。
引っ込み思案な賢才聖女がやり直しの真実を隠し、大切な人を守るため奮闘する痛快ファンタジー!
【目次】
内容説明
死ぬ運命を幾度も退けた最強の聖女エンヴィー。伝説の聖典を手に帰還し世界を救った英雄。…代償に仲間を亡くし、尚も凛と立つ悲劇の少女。だが本当は、彼女は何よりも仲間が大切だった。「だから―尊い彼らの犠牲に、今度は世界が倣いましょう?」絶望し闇堕ちしたエンヴィーは時を遡り、旅の出発前へ!「私だけ聖典の旅に…そうすれば大好きな皆は無事でいられる!」ところがかつての仲間達は旅の同行を志願してきて!?気弱で怖がりだけど最強。引っ込み思案な賢才聖女がやり直しの真実を隠し、大切な人を守るため奮闘する痛快ファンタジー!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
わたー
19
★★★★★面白かった。滅びゆく世界を救うため仲間たちを犠牲にして聖典を手に入れた主人公。悲しみに暮れる彼女に明かされたのは、世界は危機になど瀕しておらず、ただ親代わりであった教皇の権力欲を満たすためであったという真実。絶望した彼女は首都を丸ごと闇に堕としたのだが、気が付くと聖典を求めて旅立つ前に時間が戻っていた。今度は仲間たちを死なせてなるモノかと、旅の同行を申し出る彼らを拒絶し、一人で旅に出ようとするのだが…と始まる物語。序盤にかなり重めでシリアスなスタートをしていたので、しばし呆然としたのだが、2026/02/08
しぇん
17
世界救済の為の旅だと思っていたのに、全然違ったと知らされ暴走してしまった聖女のやり直し話。いきなり拳で殴りまくるあたりは、ちょっと面白かったです。聖女の内心描写が多いので少しテンポが悪く感じるところがあったりしました2026/01/31
サキイカスルメ
10
闇堕ちが思ってたより、本当に絶望の闇堕ちでした。その情緒の不安定さが、どれだけ仲間を大切に思っていたかということよなぁ。仲間全てを喪い、それでも目的の聖典を持ち帰った聖女に待っていたのは酷い真実でした……。という始まりからかつての仲間たちを救うために、奮闘する気弱聖女のファンタジー。面白かった。元々どこか人間らしさの薄い聖女が、唯一の欲望「仲間の幸せ」を叶えるために孤軍奮闘していく姿。彼女によって、過去とは変わっていく状況、その中でも変わらない絆は育まれていくのも良かったです。2026/02/18
尚侍
6
ものすごく面白かった。冒頭からぐいぐい物語の世界に引き込んでいくあたりはさすが天壱先生といったところで、非常に気持ちのいい読後感を味わうことができました。基本的にはタイトル通りの展開ではありますが、純粋培養されていた聖女が一度闇落ちをすることで自我に目覚め、その結果を二周目につないでいく流れはやはり王道ならではの安心感があり、物語に安定感があるのが実に良かったです。まだまだ序盤といったところなので今後どのように話が進むかはわかりませんが、長い話になりそうなので続きが楽しみです。2026/03/12




