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出版社内容情報
「勇にぃは渡さない……」
元クソガキ、現美少女JKとの年の差ラブコメ第6幕!
変化を恐れこれまで何もできなかった眞昼(まひる)。
しかし、朝華(あさか)との一件をきっかけに、「勇(ゆう)にぃが自分を好きになるまでずっと諦めなければいい」と考えを変え、積極的なアプローチを始めた。
そんななか、迎えた勇の誕生日。
朝華は勇を箱根の温泉旅館に招待し、二人きりの温泉旅行を計画。
それに対して眞昼は部活の合宿地を箱根にし、朝華の妨害を試みる。
積極的な眞昼の言動に、県外の学校に通いなかなか勇に会えない朝華は焦りを感じ――
眞昼への抑止力として、奥の手(未夜)を使い!?
白熱するヒロインレースから目が離せない!
年の差ラブコメ第6幕!
内容説明
変化を恐れこれまで何もできなかった眞昼。しかし、朝華との一件をきっかけに、「勇にぃが自分を好きになるまでずっと諦めなければいい」と考えを変え、積極的なアプローチを始めた。そんななか、迎えた勇の誕生日。朝華は勇を箱根の温泉旅館に招待し、二人きりの温泉旅行を計画。それに対して眞昼は部活の合宿地を箱根にし、朝華の妨害を試みる。積極的な眞昼の言動に、県外の学校に通いなかなか勇に会えない朝華は焦りを感じ―眞昼への抑止力として、奥の手を使い!?白熱するヒロインレースから目が離せない!年の差ラブコメ第6幕!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
28
変化を恐れこれまで何もできなかった眞昼。しかし、朝華との一件をきっかけに考えを変え、積極的なアプローチを始める第6弾。勇の誕生日を迎えてそれぞれどんなプレゼントを贈るのが趣向を凝らす元クソガキたち。朝華は勇を箱根の温泉旅館に招待して二人きりの温泉旅行を計画、それに対して彼女に内緒で部活の合宿地を箱根にして勇にアプローチする機会を伺う眞昼。具体的にアプローチする2人とは対照的に、勇のために小説を書く天然な未夜という構図でしたけど、朝華と眞昼が思っている以上に未夜の覚悟も重いですね…勇は果たしてどうするのか。2025/04/24
真白優樹
16
恋心を自覚した眞昼が肉体的アプローチを始める中、勇の誕生日に朝華が箱根旅行に誘ってくる今巻。―――朝と昼がぶつかり合う傍ら、夜の重さがそこにある。 眞昼が朝華にはないアドバンテージを活かし攻め、焦る朝華が短期決戦に出ようとする中、箱根に元クソガキ三人が集う巻であり、朝華により引き込まれた未夜が、重すぎる思いを吐露するいよいよ全員ぶつかり合う機運高まる巻である。 共に死ぬという一番幼き日の約束、それを胸に動き出す未夜。より重く混迷を深める恋心の行方とは。 次巻も勿論楽しみである。2025/04/30
rotti619
14
ついに未夜のターン。朝華と眞昼が勇にぃへ想いを伝え済で、彼女だけのほほんと今の環境を楽しんでいたが、他2人の事情を知った最後の最後に覚醒。実はシーンとしてはそこまで長くないのだが、その重すぎる感情は想像を絶する姿だった。流れ的には、朝華が箱根旅行で決めに行こうとするのだが諸事情で未夜も同行、眞昼も合宿で箱根にいるという修羅場になっており、手段を選ばなくなっている2人のせめぎ合いに加えて未夜覚醒、というまさに地獄の様相。最終的に誰とくっついても最低でも血が流れるという、今後が恐ろしい展開となっている。2025/05/02
leo18
11
勇の誕生日や温泉旅行回。やっぱり過去エピが多いとラブコメ的な進展はゆっくりに感じて物足りなく感じる。まだまだ一方的なクソガキたちの愛。ここから未夜参戦は勝ち目あるのか?2025/05/01
chirako
8
この巻は面白いのが戻ってきた。過去のクリスマスを描いたパートがすごくよかった。読む前は実はこの巻でシリーズ脱落しそうと思っていた。セックスすれば恋愛に勝つみたいな意味での思春期のクソガキ思考の描写が好きじゃなかったし、それを読者に楽しんでもらうためにと煽る作者のあとがきも好きじゃなかったし。でも今回は眞昼の重いのもセックスに夢見すぎだろと面白くなかった朝華の何も考えてない無邪気さもむしろ笑ってしまったし、気持ちが「期待」でフラフラしてる主人公も好ましく読めた。次巻も買おう2025/06/23