オーバーラップ文庫 俺にトラウマを与えた女子達がチラチラ見てくるけど、残念ですが手遅れです〈５〉

御堂 ユラギ【著】

オーバーラップ（2024/07発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 287p／高さ 15cm
• 商品コード 9784824008510
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

妹キャラは突然に。

昔から何かと女性関係のトラブルに巻き込まれる俺、九重雪兎。
そんな俺を頼って、異母妹・祇京ちゃんがはるばる京都から訪ねてきた。
「毒親」から逃げてきたという祇京ちゃんを九重家に匿った俺は、彼女を助けようと考えるが――
「アンタ自身が理不尽と戦わなくちゃ、先へは進めない」
悠璃さんや同じ妹枠の灯織ちゃんの言葉を受け、彼女も変化を見せるのだった。
一方、灯凪や汐里はいつの間にか自身の進む道を見据え始めていた。
俺としては喜ばしい一方で、置いていかれたような寂しさもあり……？
傷つきすぎた彼と傷つけた彼女達が紡ぐ勘違いラブコメディ、第５巻！

内容説明

昔から何かと女性関係のトラブルに巻き込まれる俺、九重雪兎。そんな俺を頼って、異母妹・祇京ちゃんがはるばる京都から訪ねてきた。「毒親」から逃げてきたという祇京ちゃんを九重家に匿った俺は、彼女を助けようと考えるが―「アンタ自身が理不尽と戦わなくちゃ、先へは進めない」悠璃さんや同じ妹枠の灯織ちゃんの言葉を受け、彼女も変化を見せるのだった。一方、灯凪や汐里はいつの間にか自身の進む道を見据え始めていた。俺としては喜ばしい一方で、置いていかれたような寂しさもあり…？傷つきすぎた彼と傷つけた彼女達が紡ぐ勘違いラブコメディ、第５巻！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[オセロ]

毒親から逃げるようにして、京都からはるばる雪兎の元を尋ねてきた異母妹の祇京。そんな祇京にいろいろな人がアドバイスをして、祇京と彼女の父親と共に京都に向かった雪兎を待っていたのはカ・オ・ス。やはり血は争えないってことですかね。珍しく真面目な話もあった気もするけれど、それが霞むくらいぶっ飛んだ内容でしたが、この作品はこれくらいでちょうどいい…のかな？笑

2024/08/09

[よっち]

昔から何かと女性関係のトラブルに巻き込まれる俺、九重雪兎。彼を頼って、異母妹・祇京がはるばる京都から訪ねてくる第5弾。毒親から逃げてきたという祇京を九重家に匿い彼女を助けようと考える雪兎。悠璃や同じ妹枠の灯織ちゃんの言葉を受けて祇京自身も変化を見せたり、一方でいつの間にか自身の進む道を見据え始めてゆく灯凪や汐里。今回の件に絡めて登場したおじいちゃんの存在は今後の展開に少なからず影響を及ぼしそうですが、雪兎も一見やることなすことがめちゃくちゃに見えるのに、結果的にいい方向に向かっているのがあれですね（苦笑）

2024/07/24

[まっさん]

★★☆ 昔からなにかと女性関係のトラブルに巻き込まれる雪兎。女難の相に愛されるかのような人生を送る彼の元に毒親から逃げてきたという異母妹の祇京が訪れる。自身を捨て、そして今再び養子縁組を結ぼうとする謎の行動を見せる父親と対峙し、彼女を助けようと動く雪兎。しかし、悠璃には祇京の姿はかつて自身が犯した過ちを想起させるようで… まずまずといったところ。前から言っているけど今作は登場人物(ヒロイン)が増えすぎてちょっと収拾がつかない感じがするなと。今巻でも新たに義妹が登場、しかもweb版では未登場のキャラクタ→

2024/08/26

[れっちん]

あいかわらずのジェットコースター系スパダリ主人公【九重雪兎】にトラウマ与えた女子たちへ、【九重雪兎】が救済する物語←難しい 読まないとわからない、この面白さ 格好いい主人公を読みたい人は是非読んで うーん、この本とても難しいなぁ、説明が 結構好き嫌いもでるだろう読み口なんだけど、ハマるととことんハマる本なのですよ。 私はすっげえ大好きです。

2024/07/29

[はじめまこと]

相変わらずすれ違い続けながらそれでも天才に向かってアプローチする凡人達は輝いている 雪兎くんはモラトリアムを楽しむと決めたのにしおりんもひなぎんも生き急ぎすぎじゃないか まるでそろそろ完結みたいだ しかし妹ちゃん可愛いな 今まで雪兎くんに救われてきたヒロイン達がその経験から妹をすくい上げるの大変美しい 第3章最後の突然のしお虐ひな虐姉虐もだからこそ映えるんですよね そして九重雪兎の原点に結びつき今回回収されなかった姉の弟離れに繋がると もう完璧じゃんこれ次巻完結だろ ↓

2024/08/25