出版社内容情報
終わる"はずだった物語が躍動する――。
エルフ族最後の生き残りの少女・アハル。
文明が発展し“精霊”の存在が忘れ去られていく世界で彼女は精霊たちを"送り還す"旅をしていた。
一方“精霊”を滅ぼすため暗躍する一族がいた。
その生き残りで精霊を"屠る"ことに命を懸けている少女・シエン。
アハルとシエン――二人の少女は出会ってしまった。
幸せなる偶然か、苛烈なる必然によって。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ささきち
12
皇国と帝国が長きに渡る戦争が終わり皇国が勝利したのだが勝利に貢献したエルフを殺し精霊を滅ぼし人の世界を作り上げたそんな世界で生きる最後のエルフの物語。主人公のアハルは契約に縛られてしまった精霊を解放しあるべき場所に送るのが最後に残された者としての使命という感じで旅をしながら古い友を送っていくのがなんだか切ないわ。精霊と契約したことで縛られた人間を助けたりと問題を解決するわけだが、最後にエルフを殺しまくった一族のシエンが現れたが彼女は敵か味方か?それにアハルを狙う皇国もどうするのか続きが気になります…2024/06/26
alleine05
8
面白かった。絵がきれいでいいね。主人公はかなり重めの過去持ちだけど、それほど暗い雰囲気にならず、デフォルメ描写なども多めでコミカルな雰囲気もあって良かった。巻末で早くもキナ臭い因縁の出会いもあったけど、これがどうなるのかも気になるところ。2024/07/01
KUU
3
人間クソだな感が強すぎて。読んでてストレス溜まるのは致命的2024/05/12
黒桜
0
ネットで無料分を読み、気に入ったので購入。これからどのように話を展開してゆくのか期待したい。2024/04/28
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