- ホーム
- > 和書
- > 文庫
- > ティーンズ・ファンタジー
- > オーバーラップ文庫
出版社内容情報
たおやかなりし蠅王の剣セラス・アシュレイン。
その始まりの物語を、今――
「ハズレ枠」と称されたスキルを駆使し、強敵を、そして級友をもその手にかけた三森灯河。
迫るヴィシスとの決戦を前にした彼に、セラスは静かに語り始める。
大幻術により外の世界から隔絶されたハイエルフの国「ハイリングス」。
その国での御伽噺のような幼少のみぎり。
大切な人のために禁忌を犯し、国を追われ、ネーア聖国へとたどりついた時の記憶。
そして王女カトレアのもと、聖騎士団長としてその剣を振るった日々の名残を……。
「どこまでも。いつまでもお供します。我が主」
これは、かつて空気モブだったE級勇者に寄り添う、ある姫騎士の追憶。
内容説明
「ハズレ枠」と称されたスキルを駆使し、強敵を、そして級友をもその手にかけた三森灯河。迫るヴィシスとの決戦を前にした彼に、セラスは静かに語り始める。大幻術により外の世界から隔絶されたハイエルフの国「ハイリングス」。その国での御伽噺のような幼少のみぎり。大切な人のために禁忌を犯し、国を追われ、ネーア聖国へとたどりついた時の記憶。そして王女カトレアのもと、聖騎士団長としてその剣を振るった日々の名残を―。「どこまでも。いつまでもお供します。我が主」これは、かつて空気モブだったE級勇者に寄り添う、ある姫騎士の追憶。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こも 旧柏バカ一代
26
セラスはハイリングスの大幻術により隔離された環境で育ち、幼少期は御伽話のような日々を過ごすが、ある禁忌を犯して国を追われてしまう。その後、彼女はネーア聖国へと辿り着き、聖騎士団長として新たな生活を始めた。 物語は、セラスが過去にどのように苦境を乗り越えてきたか、そして彼女がどのようにして自らの運命を切り開いていくのかに焦点を当てていた。セラスの成長過程と内面の葛藤が丁寧に描かれ、彼女の心理が深く描かれていた。2024/06/16
霧月
7
読了!やっぱり面白いこのシリーズ、サクサク読める読みやすさ!まさかの今年中にアニメ化も決定したし、人気が出るといいな。今巻は待ちに待ったセラスの過去回。生い立ちから、聖騎士団長になり、トーカと出会うまでの過程が描かれました。次巻からはついに最終決戦との事で終わりに向かって進むのが惜しいですが、楽しみに待ってます!2024/03/24
7MHz
5
セラスの出生からトーカと出会うまでの物語。 セラスの生い立ちが気になる方は読んだ方がいいです。 意外にも、ハイエルフの国を追放されてたこと。 記憶を失っていたこと。 精式霊装を授かった経緯など色々わかってよかった。2024/11/09
うめいち
4
セラスの過去話。実はこれを読まずに12巻を読み進めていたのですが、改めてこれを読んで12巻を読み返すと、胸落ちする部分もあり、確かにここでこのエピソードを挟むのも意味があるかと思いました。★★★。2025/05/26
月雪
4
番外セラス過去編。RPGのシナリオで参考にしてほしいくらい丁寧で綺麗な導入だった。けど話を通じて最も感じたのはカトレアの存在感だった。頭脳にせよセラスへの思いやりにせよ結果論として苦しませてしまった自責にせよ。セラスは良くも悪くも個性が薄いので他のキャラにどうしても上書きされてしまう。しいて上げるならポンコツ属性だがリィゼの方が上に感じるし。ただ物語の邪魔にならないというのはヒロインとしてとても大切な要素なので癖の強いキャラの多いこの作品ではセラスくらいで丁度いいのかもしれない。2024/09/25
-
- 和書
- Web面接完全突破法