オーバーラップ文庫<br> これが「恋」だと言うのなら、誰か「好き」の定義を教えてくれ。〈1〉

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オーバーラップ文庫
これが「恋」だと言うのなら、誰か「好き」の定義を教えてくれ。〈1〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 352p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784824007063
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

この「好き」は《偽物》――なんかじゃない。
これは、令和(イマ)を生きる大学生たちの不器用で焦れったい等身大の恋物語。

拗らせぼっちの大学生・寺田悠には忘れられない過去がある。
孤独を抱えた冬の夜の帰り道、公園で寒さに震えるあざと可愛い人気者の後輩・藤宮光莉から助けを求められ、家に泊めることに。
その日から頻繁に家へやって来る光莉と重ねていく、温かな日常。
その不思議な関係は、穏やかに続いていく――はずだった。
「好きです、悠さん」二人の視線が絡み、距離がゼロへと近付く。頭のなかで誰かが言う。
《普通》ならここでキスをするのだと。
それができない恋は《偽物》だと。
それでも――「ごめん、藤宮。俺はきっと《普通》の恋ができないんだ」
オーバーラップ文庫大賞史上、最も不器用でもどかしい恋物語、ここに開幕。

内容説明

拗らせぼっちの大学生・寺田悠には忘れられない過去がある。孤独を抱えた冬の夜の帰り道、公園で寒さに震えるあざと可愛い人気者の後輩・藤宮光莉から助けを求められ、家に泊めることに。その日から頻繁に家へやって来る光莉と重ねていく、温かな日常。その不思議な関係は、穏やかに続いていく―はずだった。「好きです、悠さん」二人の視線が絡み、距離がゼロへと近付く。頭のなかで誰かが言う。“普通”ならここでキスをするのだと。それができない恋は“偽物”だと。それでも―「ごめん、藤宮。俺はきっと“普通”の恋ができないんだ」オーバーラップ文庫大賞史上、最も不器用でもどかしい恋物語、ここに開幕。第10回オーバーラップ文庫大賞金賞。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

オセロ

40
嫌い(苦手)という感情は分かりやすいけれど、異性を好きになるのがどこからかと言われるとたしかに難しい。主人公の寺田悠の恋愛観は世間的にはかなり珍しいなものだし、ヒロインの藤宮光が抱える問題は大学生らしいものから重すぎるものまで。そんな2人が交流を重ねていくことで『特別』な関係になるのは自然な流れだけれど、その『特別が』違ったら?彼らが恋人になるのか、違う道を選ぶのか続きが楽しみです。2024/01/25

よっち

32
忘れられない過去を拗らせる大学生・寺田悠。孤独を抱えた冬の夜の帰り道、公園で寒さに震えるあざと可愛い人気者の後輩・藤宮光莉から助けを求められる青春小説。うっかり家に泊めて以来、頻繁に家へやって来てウザ絡みする光莉と、面倒に思いながら受け入れてしまう悠が積み重ねていく微笑ましい日常。一方で明らかになってゆく光莉が抱える複雑な事情があって、お互いに不器用で苦い過去を抱えるがゆえにすれ違いかけましたけど、それを乗り越えて向き合い始めた二人のこれからが楽しみです。光莉が所属していたサークルの和田も効いていました。2024/01/23

わたー

28
★★★★☆全文試読キャンペーンにて読了。実に惜しい。それぞれに問題を抱える大学生の男女が出会い、やがて互いの存在が求めていた居場所となっていく物語。序盤から、捻くれている主人公とうざ絡みしてくる生意気な後輩との掛け合いが軽妙で非常に面白かった。また、彼らの抱える問題が開示されることでコメディ一辺倒になることなく、ストーリーを引き締めていたと思う。ただ、オチが弱いのだけ気になる。結果としてあの結論に至るのはいいのだが、読者には既に問題が開示されているので、何らかの解決を見せてほしかった。受賞作なら尚更。2024/01/06

まっさん

18
★★★★☆ 拗らせぼっちの大学生・寺田悠には忘れられない過去がある。高校時代、最愛の人と結ばれ、そして傷付き合い別れてしまった。そんな「恋」を知らず、恐れている彼が出会うのは「愛」を知らない一人の少女・藤宮 光莉。大学であざと可愛いと人気の彼女だが、なにやら孤独を抱える同類の気配を感じて… オーバーラップ文庫大賞金賞受賞作品。 めちゃくちゃ良かったですね。「恋」を理解できない少年と「愛」を知らない少女が織り成す恋物語。普通のラブコメなら着実に距離を縮めてゴールインする話でしたが、そんな普通が分からない→2024/11/18

真白優樹

18
高田馬場を舞台に、先輩後輩関係の拗らせぼっちな青年とちょっと重めな少女が出会い始まる物語。―――恋も愛も分からない、ならばこの感情の名前はなんだ? 何気なく出会って、似た痛みを感じて仲良くなって、いつの間にか惹かれていく。しかしもどかしくてままならぬ、グラフィティー的な青春を描いた物語であり、割とリアル思考寄りであるが故に、どこかセピア色めいた青春が心を突き刺してくる物語である。少しだけ進んだ二人の関係、だけどまだ、お互い心の深くに触れることは出来なくて。この先の関係とは。 次巻も勿論楽しみである。2024/01/26

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