出版社内容情報
もしかして私ADHDかも…!?
な人が知っておきたい困り事の原因と対策がわかる!
はなゆい、2児の母。
うっかりミスや物忘れに勘違い…。
若い頃は「天然」や「ドジっ子」で済んでいたけれどさすがに笑えない状況になってきた!!
ADHDグレーと診断されたおかげで脳の得意・不得意を知り自分の中の“暴れ馬″を上手に取り扱っていく方法を見つけたぞっ!
私は私を理解して楽しく生きる!
ぽんこつな自分克服コミックエッセイここに誕生です!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
今庄和恵@マチカドホケン室コネクトロン
18
発達障害という言葉がどうにも受け入れられず。関連書もそんな数を手にしたわけではないけど、これは最も納得できました。苦労されている当事者の方には役に立つものでしょう。しかし発達障害の看板にかねてより疑問だった、「器質的」っていつからそんな器質になっちゃったの?ってとこにファイナルアンサー的なものがあり、鶏が先か卵が先か、どちらかについては「発達障害」的なものを器質のせいの病気ってしちゃいけないんじゃないか?って思いました。2024/03/28
ハルキゲニア
8
発達障害の子ども達と関わるなかで、私もなんかADHDっぽいなぁと思い当たる節があり、読んでみました。マンガなので、とても読みやすく、ADHDやASDを車に例えるのが分かりやすかったです。私はたぶん、ADHDっぽい、ただのポンコツなんだなぁ。人間誰しも脳のクセがあって、普通の人なんて存在しないんじゃないかなぁ。2025/01/27
かお
6
旦那さんが素晴らしくできた方で驚きました。自分の生きづらさが子どもにも遺伝しているかもと思ったらいたたまれない。とてもよくわかります。2024/07/05
麻琴
3
ネットニュースで本の一部が紹介されてて続きを読みたくて購入。脳の役割を車で紹介していたりわかりやすかった。自分には全くあてはまるとこないと思ってたけど、よく距離感見誤って壁にぶつかったりするのは知覚推理が苦手なのかもしれない…。2025/05/06
ひつまぶし
3
TwitterでADHDをテーマにした著者のコミックエッセイを見かけて単行本を読んでみた。発達障害の実態よりも対処法に力点を置いた記述と見受けられたからだ。結構ページ数があって、受診、診断から症状の自覚、そして自分なりの対処法の構築といった過程をしっかり押さえている。最終的に行き着くのは完璧主義の呪縛に気づくことであり、「苦手なものは苦手と割り切る」ことだった。やはり「発達障害」として対応を工夫していく部分と、どこかで障害の特性を超えて「生きづらさ」を生み出している部分とが反響しているものだと分かる。2025/01/05