出版社内容情報
参谷しのぶ［サンタニシノブ］
著・文・その他
雲屋ゆきお［クモヤユキオ］
イラスト
内容説明
異世界人によって引き起こされた、国を揺るがす大騒動を見事解決に導いたミネルバ。「こんなに人を好きになったのは、初めてなんだ」冷酷と恐れられている皇弟殿下・ルーファスからの愛を一身に受けながら、花嫁修業に励んでいた。慌ただしくも充実した日々のなか、ミネルバが出会ったのは―妹に婚約者を奪われた辺境伯令嬢・ソフィー。その状況にかつての自分を重ねたミネルバは、傷ついた彼女の心に寄り添うため、ソフィーを自身の女官に任命する。さらに婚約式前に行われた式典で、ミネルバは王国式の装いを流行らせることに成功。未来の皇弟妃として、少しずつ帝国内での居場所を築き上げていた。その一方、ルーファスと共にソフィーの元婚約者に関する調査も進めていたミネルバだったが―どうやら彼女の婚約破棄には、国家間の思惑も絡んでいたことが判明して…？冷酷皇帝との愛がますます深まる第二巻！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nishiyan
9
ルーファスとともに各地を回りながら帝都へと向かうミネルバ。途中、自分と似た境遇の辺境伯令嬢ソフィーと出会い、彼女を女官に任命するなどアクシデントがありつつも、花嫁修業に奮闘する本巻。ミネルバの生来の負けん気の強さと気真面目さ頭の良さで花嫁修業もルーファスとの結婚に反対する帝国の公爵家の妨害も新たな能力の開花もあって乗り切ってしまうのはさすが。彼女を包む彼の愛と皇族の支援の賜物ではあるのだが…。ソフィーに纏わる騒動は次兄マーカスにフラグを立てたのもよかった。この騒動の決着は持ち越しかしら。次巻が楽しみ。2022/09/02
kinta
2
お互い初恋の婚前旅行道中。相変わらず不穏な事件に巻き込まれる。瓢箪から駒の様相ではあるが、まだまだ大きな事件の導入。能力も開花していってどうするどうなる、というトバ口。どうなる？どうする？そして甘々な生活を是非垣間見せていただきたい。2024/02/22
浮草
1
なろうサイトにて2024/01/18
蒼
1
kindle2023/02/13
トラママ
1
結婚まではまだかかりそう。2022/09/26
