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出版社内容情報
白青虎猫[シロアオトラネコ]
著・文・その他
りいちゅ[リイチュ]
イラスト
内容説明
突如勇者達に届いた勇者教会からの招集命令。そこにはなぜか、勇者ではないジレイの名前があった。近頃様子のおかしいレティノアを放っておけず、ジレイは渋々命に応じることに。“運”や“呪”など未だ見ぬ勇者が集ったその場で示されたのは、勇者教会からの依頼と試練。それはとある大罪人を“試練の谷”の最深部へ輸送し、“置き去り”にすることであった。だがその依頼の裏では、レティノアを巡る“最悪”な計画が企てられており―「悪い、遅くなった―レティ。いま、助けてやるからな」かつて“勇者”を目指した、怠惰な冒険者の無双ファンタジー、第4幕!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
サケ太
13
やっぱり好き。前巻の引きから、レティノアへ悪意が襲う。ジレイの活躍が胸を打つ。2022/09/01
真白優樹
6
勇者達による大罪人の試練の谷への置き去り作戦が始まる中、痛ましい生まれを持つレティノアを悪意が襲う今巻。―――はじまりは関係ない、だからこそこの怒りを。 もう逃げない、向かい合うと決めたジレイがレティノア関連の厄介事に立ち向かっていく巻であり、向き合ったからこその怒りが熱く心燃やしてくる巻である。確かに果たした想いと解決する事態、その裏にあるのは彼女の思い。果たして新たな厄介事の主であろう彼女は何を隠しているのか。中々に闇が深そうであるがどうなってしまうのか。 次巻も須らく期待であるべし。2022/08/31
菊地
2
主人公が自分から他人のお節介を焼きに行くあたりに、成長と言うか変化を感じましたね。2022/08/29
暁月
0
3章後半戦。ラフィネたちの好意に向き合うと決めたジレイの心境の変化、レティの過去など、今回でかなりテンポ良くストーリーが進んで読みやすかったです。ラストのあの方が次でどう動くのか、続きが楽しみです。2022/08/26