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出版社内容情報
武を極めし――英雄の競演。
死闘の末、難敵・ヨハン率いる人魚の鎮魂歌(ローレライ)を退けた【話術士】のノエル。
その戦果が認められ、嵐翼の蛇(ワイルドテンペスト)はついにクラン最高峰・七星(レガリア)の末席に名を刻む。
だが、覇道を叶えるには決定打に欠け、遠く及ばない。
実力で上回る七星の上席、そして『冥獄十王(ヴァリアント)』の現界という危機が近づく中、ノエルは未だすべての探索者(シーカー)を束ねる指揮官が不在である現状に好機を見出す。
最強に至る最後の一手(シナリオ)――それは暴力団(ヤクザ)を利用し、探索者の頂点を決める闘技大会を主催することで……?
最凶の話術士による完全無欠の組織(クラン)ファンタジー、激動と因縁交わる第4幕!
――そして、渾沌が帝都を呑み込む。
内容説明
死闘の末、難敵・ヨハン率いる人魚の鎮魂歌を退けた“話術士”のノエル。その戦果が認められ、嵐翼の蛇はついにクラン最高峰・七星の末席に名を刻む。だが、覇道を叶えるには決定打に欠け、遠く及ばない。実力で上回る七星の上席、そして『冥獄十王』の現界という危機が近づく中、ノエルは未だすべての探索者を束ねる指揮官が不在である現状に好機を見出す。最強に至る最後の一手―それは暴力団を利用し、探索者の頂点を決める闘技大会を主催することで…?最凶の話術士による完全無欠の組織ファンタジー、激動と因縁交わる第4幕!―そして、渾沌が帝都を呑み込む。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
真白優樹
8
七星の末席に名を連ねたノエルが闘技大会を開く準備を進める中、様々な勢力の思惑が巡る今巻。―――誇りを賭けぶつかれ、神話に等しき英雄達よ。 皇族までもがノエルに目を付け、彼の周りに更なる謀略の網が形成されていく中、ノエルが更なる悪辣なる策を以て、闘技大会を振り回す今巻。混乱が更に深まり、更なる混沌が帝都を覆っていく、更なる地獄の幕が開ける巻である。強者すらも簡単に散る謀略の中、ノエルの前に現れるのは因縁の王。果たしてノエルは、因縁を越え王を討伐することはできるのか。 次巻も須らく期待であるべし。2022/01/03
ましろ
2
死闘の末、ついにノエルのクランは最高峰・七星の末席に名を刻むことに。 けれど、もちろん彼はそれだけでは飽き足らず、『冥獄十王』の現界という危機に備えて動き出します。 探索者の頂点を決める闘技大会を開催することで、全ての探索者の指揮官の座を手にし、最強へと至らんと策略を巡らせる様子は痛快の一言。 最弱であるはずの【話術士】の彼が並みいる強敵たちを次々と打ち倒す、予測不能で完全無欠の覇道を見せつけられました。 混沌はより加速し、帝都を呑み込む危機にどう対処していくのか次巻も非常に楽しみです。2022/01/24
teorai(ショウ)
1
中の上。いよいよWEB版にはないシナリオが進み始めました。前回の戦いでレガリアに上がった主人公たちがトーナメントを行っていきます。主人公は強かった。駆け引きも強いが、ジョブが上がったことで素で強くなりましたね。果たして最弱のジョブではなくなってきてますね。今後、婚約者も含めどうなっていくのか楽しみです。2022/03/26
ジョン万太郎
0
おもろい5
emopit
0
やっと、この続きが読めるのか…2024/05/09