目次
太宰治のエディターシップ
1 引用/断片(立身出世と「あんま」―「思ひ出」;断片とモンタージュ、或いはアレゴリー化する近代―「富嶽百景」;ある少女の「自分一人のおしやべり」が活字になるまで―「有明淑の日記」と「女生徒」 ほか)
2 戦争(戦時下における〈信〉という問題系―太宰治と戦争;禁止と奨励―『右大臣実朝』;ネイションをめぐる旅―『津軽』)
3 男/女(滑稽な〈男〉たちの物語―「パンドラの匣」;エクリチュールと「革命」―「斜陽」;「自画像」と他者からの眼差し―「人間失格」)
著者等紹介
滝口明祥[タキグチアキヒロ]
1980年広島県呉市生まれ。学習院大学大学院人文科学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(日本語日本文学)。早稲田大学国文学会(窪田空穂)賞受賞。学習院大学助教を経て、大東文化大学准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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