目次
第1章 ヘブル詩を味わうために
第2章 並行法の定義
第3章 並行法の分類
第4章 動詞の省略か、兼務か、あるいは垂直文法か
第5章 並行法における垂直文法
第6章 聖書ヘブル詩における統語と詩行分析
第7章 ヤーヌス・パラレリズム―ことば遊びと垂直性
第8章 ヘブル語の散文における垂直性
第9章 ウガリト詩の並行法における垂直文法
結論
著者等紹介
津村俊夫[ツムラトシオ]
1944年、神戸で生まれる。一橋大学卒業。1973年、ブランダイス大学大学院、Ph.D.(セム語学・ウガリト語)。ハーバード大学客員研究員、筑波大学文藝・言語学系助教授を経て、1990年~2022年、聖書神学舎専任教師。現在、聖書宣教会・聖書学研究所所長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ころりん
1
ヘブル語とウガリット語の世界的学者が、詩の文法を研究した成果を日本語にまとめてくださった。 詩文についての研究は発展途上で、著者自身、以前の意見とは変わったことも明かしている。 詩の構造から、聖書の解釈を具体的に説き明かしてくださるものの…自分が聖書を読む上で、適用できるかと言われたら、無理無理。 そして、「日本語にどう訳すか」も、難しいなぁ。 言語は思考構造そのもの。 本書を、ヘブル語ネイティブな人が読んだら、どう評価するか、知りたい。 それを聞いても、日本語で考える自分には、ピンと来ないのだろうけど。2024/07/20
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