みる・よむ・きく南の島ことば絵本 みる・よむ・きく南の島ことば絵本―与那国島―ディラブディ

與那覇 悦子【作話】/山本 史【絵】/山田 真寛【ことばの解説】

ひつじ書房（2022/05発売）

• サイズ A4判／ページ数 36p／高さ 31cm
• 商品コード 9784823410505
• NDC分類 818.99
• Cコード C8793

内容説明

与那国島に伝わる民謡「ディラブディ節」をもとに創作した絵本です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[遠い日]

「みる・よむ・きく 南の島ことば絵本—与那国島—」。与那国島に伝わる民謡「ディラブディ節」をもとに創作した、クラウドファンディングによる支援で製作、出版された絵本だそうです。与那国島のことばはユネスコが「消滅危機言語」のひとつであると報告しているという。与那国の島ことば、日本語訳、英語訳の３つが併記されています。全くわからない与那国ことば。その文法の解説、発音について、付記があるのですが、わたしには難しい。お話の内容は南の島国らしい大らかなものでした。

2022/06/21

[のんたろう]

沖縄県八重山諸島のひとつ、与那国島に伝わる民話をもとにしたお話。島の人口の3割、60歳以上の人たちが日常的に使っているという与那国語だが、子どもたちは使うことができず、何もしなければなくなってしまう消滅言語だという。クラウドファンディングで作られたこの絵本に出会うことがなければ、わたしもその事実を知らなかった。巻末にある言葉の解説も興味深い。

2023/05/08

[NOYUKI]

とても同じ国の言葉とは思えないけど、声に出すとちょっとわかるかなー？沖縄ことば、日本語、英語で書かれた絵本。おおらかな絵も素敵。

2022/11/17