内容説明
大手銀行副頭取の秘書として働く山本舞子。才色兼備で誰もが振り向く美しさを備え、周囲の憧れの的である彼女には、裏の顔があった。夜は、銀座の高級クラブでホステスとして働き、自分の美しさにふさわしい男性を品定めする顔だった。ある晩、ついに彼女が本当に待ち望んでいた人物がやってきた。将来の総理大臣の有力候補と言われる塩村太郎。太郎が舞子に惹かれるまでにそう時間はかからなかった。すべては彼女の思惑通りに事が運び、結婚の準備が着実に進められていく。しかしそんななか、太郎の人生の師である教祖・橘勝子から、舞子が「九尾の狐」に取り憑かれた妖魔であると告げられる。自分の美しさによって、国を滅ぼしてこそ満足を得られる舞子。それでも「彼女にも良心がある」と信じたい太郎の葛藤は膨らんでいく。結婚式当日、果たして二人の運命は―。
著者等紹介
大川隆法[オオカワリュウホウ]
幸福の科学グループ創始者兼総裁。1956(昭和31)年7月7日、徳島県に生まれる。東京大学法学部卒業後、大手総合商社に入社し、ニューヨーク本社に勤務するかたわら、ニューヨーク市立大学大学院で国際金融論を学ぶ。86年、「幸福の科学」を設立。ハッピー・サイエンス・ユニバーシティと学校法人幸福の科学学園(中学校・高等学校)の創立者、幸福実現党創立者兼総裁、HS政経塾創立者兼名誉塾長、幸福の科学出版(株)創立者、ニュースター・プロダクション(株)会長、ARI Production(株)会長でもある
大川咲也加[オオカワサヤカ]
幸福の科学副理事長兼総裁室長。1991年、東京都生まれ。大川隆法総裁の長女。豊島岡女子学園中学校・高等学校、お茶の水女子大学文教育学部卒業。映画脚本も担当し、映画「夜明けを信じて。」(製作総指揮・原作大川隆法/2020年10月公開)では、ニューヨーク映画賞(アメリカ)2020年8月度最優秀長編オリジナル脚本賞等、複数受賞。「ウィズ・セイビア」ではニューヨーク国際映画賞(アメリカ)2020年12月度音楽部門名誉賞等、「女の悟り」ではトロント国際女性映画祭(カナダ)2021年2月度最優秀ミュージックビデオ賞等、担当楽曲が複数受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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