内容説明
1991年7月15日、東京ドーム。この日、宗教家・一条悟の大講演会が始まろうとしていた。マスコミも大々的に報じ、日本中が注目する一大イベントの模様をレポートしているアナウンサー・立花美穂。そのテレビ画面を見ている裁判官の水瀬千晶。そして郷土の母や学生時代の友。さらにかつての会社員時代の同僚や上司たち。それぞれの胸に去来する悟との日々が回想される―。四国の小さな町に生まれ、一流大学を経て大手商社に就職。若くして社長候補と期待されるエリートの道を歩みながら、突然退職し、姿を消した一条悟。なぜ彼は、約束された将来を捨て去り、宗教家になることを選んだのか。どうして愛する人たちにも何も告げずに、ただ一人往くことを決めたのか―。そして、いよいよ大講演会の幕が上がり始める。
著者等紹介
大川隆法[オオカワリュウホウ]
幸福の科学グループ創始者兼総裁。1956(昭和31)年7月7日、徳島県に生まれる。東京大学法学部卒業後、大手総合商社に入社し、ニューヨーク本社に勤務するかたわら、ニューヨーク市立大学大学院で国際金融論を学ぶ。86年、「幸福の科学」を設立。ハッピー・サイエンス・ユニバーシティと学校法人幸福の科学学園(中学校・高等学校)の創立者、幸福実現党創立者兼総裁、HS政経塾創立者兼名誉塾長、幸福の科学出版(株)創立者、ニュースター・プロダクション(株)会長、ARI Production(株)会長でもある
大川咲也加[オオカワサヤカ]
幸福の科学副理事長兼総裁室長。1991年、東京都生まれ。大川隆法総裁の長女。豊島岡女子学園中学校・高等学校、お茶の水女子大学文教育学部卒業。著書は60書を超える。映画脚本も担当している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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