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内容説明
博愛丸は赤十字病院船として、日露戦争時は国際法規を立派に守る文明国の象徴と、称讃された。しかし満州事変の頃から、本来の活動ができなくなっていく―。日本最初の病院船活動を通して、国際情勢を展望する。
目次
第1部 非欧米唯一文明国の新たな武士道精神(日清戦争・北清事変と博愛丸の建造;日露戦争と病院船;第一次大戦への対応)
第2部 国際的孤立化の日本(パリ講和四大国首脳会議;博愛丸と他の陸軍海軍病院船;燃ゆる大空)
補遺 二十一世紀の展望「期待される自衛隊」
著者等紹介
草間秀三郎[クサマヒデサブロウ]
1937年茨城県に生まれる。1959年青山学院大学卒業。現在、愛知県立大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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