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内容説明
かけがえのない友を、不意打ちの機銃掃射で失った13歳の少年は、生き残った罪責感から逃れられず、内面の葛藤に苦しみながら生きることを余儀なくされた。究極の殺人ゲーム・戦争とは?それを行う国家の存在とは…?彷徨する精神の軌跡。
目次
プロローグ 国分へのはるかな一人旅と木島国民学校への転校。長い名字の由来
1 大東亜戦争前と戦中の大阪での幼少期と小学校時代―ぼくの心の原風景
2 戦争末期の鹿児島での少年時代―非情の波に翻弄されて
3 太平洋戦争敗戦後の宮崎県高原町に住んで―閉塞状態に自己を見失う
4 漂着地の熊本で。農作業と中学・高校時太―漂い続ける心
5 K大学時代の日常―のんびりと、しかも形容し難い四年間
6 東京の院生時代―そこに道が通じていたから流れ辿った道
7 O大学時代―斜に構えた「擬態の教師」生活の始まり
8 熊本時代第二幕の三〇余年間の素描―以前の性向に逆戻り
エピローグ 定年退職前後の入退院生活、N氏の来熊―心臓の反乱の狼煙
著者等紹介
上西川原章[カミニシカワラアキラ]
1932年(昭和7年)生まれ。東京大学修士課程修了。ドイツ18世紀文学専攻。熊本大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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