内容説明
連れ去られた美しきディアーヌの運命は…？アンリ三世の御代、玉座を狙う者達の画策、ディアーヌを求める男達、勇者ビュッシーは運命を変えられるのか！？覗き見る秘密、盗み聴く陰謀、―デュマ三部作「王妃マルゴ」「四十五人」の中の傑作。
著者等紹介
小川節子［オガワセツコ］
１９５３年東京女子大学短期大学部数理科卒業。１９５５年東京理科大学数学科卒業。１９５５年～５８年東京理科大学数学科助手。１９６２年～６３年東京都立京橋商業高等学校数学教諭。１９６９年関西日仏学館初級フランス語通信講座卒業。１９７１年東京日仏学院中級フランス語通信講座卒業。１９７８年以降自由が丘ランゲージスクールにてフランス語講座受講中。１９８０年～８３年宮田川口特許事務所勤務（特許明細書の仏文和訳と英文和訳）。１９８３年以降フリーで科学文献の英文和訳と仏文和訳
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感想・レビュー
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きりぱい
6
『王妃マルゴ』で始まる三部作の二作目。マルゴは出ないけれど、その兄シャルル九世の後、弟がアンリ三世となり、そのまた弟のアンジュー公との悶着に振り回される寵臣たちと、宗教騒乱も密接に、時の流れとしては続きとなっている。麗しきディアーヌと運命的出会いをした勇者ビュッシー。けれどもその前に、想いを懸けていた男が二人もいたのだ全く！こじれる駆け引き！モンソローはあくどかったけれど、愛し合う二人もいまいちパッとせず、謀殺と決闘を除けば、才知と機転で暗躍する元貴族の道化シコが印象的なのだった。〈シコ一世〉には笑った。2012/01/30
ぺしみち
0
途中からどの人がどの人か混乱した。2017/04/15
