ビルマ法制史研究入門―伝統法の歴史的役割

ビルマ法制史研究入門―伝統法の歴史的役割

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  • サイズ B6判/ページ数 202,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784823107467
  • NDC分類 322.23
  • Cコード C0022

内容説明

現代に生きる指導原理。王朝ビルマ社会の指導原理の役割を担った成文法ダマタッに源流を求めてビルマ人仏教徒慣習法の全貌を明らかにする。

目次

1 ビルマの伝統法概説(ビルマの伝統法とその特徴―上座仏教圏の一つの事例;ビルマの伝統法の比較的特徴―スリランカとの比較的特徴)
2 ビルマの「ダマタッ」(成文法)(ダマタッの起源、性格および成立過程;ダマタッ諸本の構成と内容および研究史)
3 ビルマ伝統法の歴史的展開(ビルマ古代法におけるインド法の受容とその限界―“マヌ”のビルマ的展開;マヌヂエ・ダマタッ(王朝ビルマの代表的「法律書」)について
十九世紀ビルマの英国植民地化過程における伝統法体系の変容)
4 むすびにかえて―ビルマの伝統法研究における諸問題

著者等紹介

奥平龍二[オクダイラリュウジ]
1940年兵庫県生まれ。1965年大阪外国語大学インド語学科(ヒンディー語専攻)卒業。同年外務省に入り、ミャンマー(ビルマ)へ留学、ヤンゴン文理科大学(現ヤンゴン大学)でビルマ語を専攻。1968年~1981年外務省アジア局、在ビルマ、在英大使館勤務。1981年東京外国語大学外国語学部助教授を経て、現在同教授。1998年~1999年ロンドン大学(SOAS)に研究留学。専門分野はミャンマー(ビルマ)史・法制史及び上座仏教国家論
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