内容説明
あの東京五輪の熱狂。また、オリンピックが…世紀の祭典の陰では今日も宗教・経済等による民族戦争、人間殺戮の悲劇が起きている。遺児は『万国旗が舌を出している』を描き、三十数年後『滅びゆく海軍』に日本を見た。戦争遺児が辿った半世紀の創作人生。
著者等紹介
磯谷悠三[イソヤユウゾウ]
1944年(昭和19年)北海道根室市生まれ。根室高卒後、海自・横須賀教育隊に入隊。満期除隊後、上京してアルバイト、阿寒湖漁業共同組合、森永乳業子会社を経て、27歳時、国家公務員になる。横須賀を振出しに府中、横浜、函館、山形、札幌、帯広、網走、函館、岩見沢、室蘭、札幌を経て、現在、旭川在住。この間、大学卒業(通信教育)、剣道5段位などを得る。釧路市、函館市、岩見沢市、室蘭市の市民文芸に習作掲載
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