内容説明
この本は、第2次世界大戦の勃発から終戦までの時々刻々と移り変わる戦況、世界情勢、原爆投下直後の様子等を克明に記していた歴史教師の生の記録です。その中にあって、戦時下の広島に於ける食糧、物資の乏しい中で真摯に生きようとする教師の喜びや悩み、家族への愛情等を描いています。
目次
序章 広島に原子爆弾投下される―昭和20年8月6日
第1章 水の都「広島」―昭和14年~昭和16年
第2章 太平洋戦争勃発―昭和16年~昭和17年
第3章 春の旅―昭和18年春
第4章 芸州の秋―昭和18年秋
第5章 大東亜必勝の信念―昭和19年
第6章 凄絶な本土決戦―昭和20年
終章 戦争終結―昭和20年8月15日