内容説明
羊、人間、自然、何者とも等距離につき合うステップの民族とふれ合った著者の記録。
目次
第1章 いざ、カザフスタンへ
第2章 アルマティの印象
第3章 トルゲン村
第4章 アルマティの陽光
第5章 キルギスタン イシク・クル湖旅行
第6章 再び、トルゲン村へ
第7章 タン・ガリ・タスの岩壁画(ロック・ペインティング)を見る
第8章 アルマティ・アラカルト
第9章 終りに代えて
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はなこ
2
カザフスタンに赴任中の夫を訪ねての3週間の滞在記。コンパクトな本だったが中身濃し。ウズベキスタンに旅行した時にバザールでカザフか?と聞かれたことがあり、なんとなく中央アジアの国は他人事ではない気がしてしまう笑。カザフスタンの景色もウズベキスタンとほぼ同じ。乾いた土地に少しの草と灌木。羊の群れ。何時間走っても変わらない景色。なぜ自分がこのような土地に惹かれるのかよくわからない。りんごの原木はカザフスタンにあるとマイケル・ポランの本で読んだ。この本に1行ほど記述あり、本と本がつながるのも読書の楽しみです。2016/09/06
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- 幽 花腐し 講談社文芸文庫