いつか見た映画館

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  • サイズ A5判/ページ数 2冊/高さ 21cm
  • 商品コード 9784822830304
  • NDC分類 778.04
  • Cコード C0074

出版社内容情報

サイレント、西部劇、戦争映画、コメディなど121作品への熱き想いを、俳優や監督の秘話を交え、豊富なイラストやスクリーンカットとともに語る。単行本1冊分の巻末解説「敗戦少年の『日米戦争映画』史──2015年の現在から。」を書き下ろし! 巻末付録として、1000を超える人名・作品索引を収録する。上下巻セット(各巻684ページ)・分売不可。

【上巻】

序・口上。

寄せ書き。──本書と、その著者を紹介するための、応援コメント集。



「まえがき」に、代えて、──

予告編・この書物の正体。──2016・9・19という日に。



? 娯楽映画の精髄

   ガンガ・ディン

   サリヴァンの旅

   ブーム・タウン

   白昼の決闘

   赤ちゃん教育

   遊星よりの物体X

   大平原

   ダラス

   ストレンジャー

   群衆

   雨

   黄色いリボン

   カンサス騎兵隊

   幌馬車

   三人の狙撃者

   二世部隊

   スイング・ホテル

   ジェニイの肖像

   ブロードウェイのバークレー夫妻

   スカラムーシュ(血闘)

   チャンピオン

   土曜は貴方に

   ママの想い出

   踊るニュウ・ヨーク



? 占領期の日米映画

   或る夜の殿様

   無宿者

   獣の宿

   死の接吻

   象を喰った連中

   ホンドー

   大江戸五人男

   テキサス決死隊

   無法松の一生

   死の谷

   東京五人男

   コレヒドール戦記

   シミキンのオオ!市民諸君

   ターザンの復讐

   湖の琴

   別れの曲

   あばれ獅子

   素晴らしき哉、人生!

   密会

   地獄の英雄

   また逢う日まで

   大自然の凱歌

   御誂治郎吉格子

   夜の豹



? 映画と音楽とその他のこと

   おぼろ駕籠

   甦る熱球

   この広い空のどこかに

   或る夜の出来事

   撃滅の歌

   三銃士

   晴れて今宵は

   必勝歌

   鴛鴦歌合戦

   社長と女店員

   ドリアン・グレイの肖像

   とんぼ返り道中

   湖中の女

   彼岸花

   わが恋は終りぬ



 INTERMISSION──幕間談話。



【下巻】

INTERMISSION(続き)



? 戦争と映画

   風の又三郎

   失はれた地平線

   夜の河

   嵐の青春

   櫻の國

   わが心に歌えば

   次郎物語   

   月光の女   

   維新の曲

   暴力行為   

   開戦の前夜

   ヴァジニアの血闘   

   唄くらべ青春三銃士

   カーネギー・ホール

   長崎の歌は忘れじ

   リリー

   女

   ボヴァリー夫人

   そよかぜ   

   春の序曲

   伊豆の娘たち

   デュバリイは貴婦人

   二人の瞳

   ハリウッド玉手箱

   帰郷…

   マン・ハント

   薄桜記

   北西騎馬警官隊

   月の出の決闘

   運命の饗宴

   王将



? 西部劇の快楽

   ミズーリ横断

   フロンティア・マーシャル(日本未公開)

   テキサス決死隊

   腰抜け二挺拳銃

   腰抜け二挺拳銃の息子

   スプリングフィールド銃

   マクリントック

   ネバダ決死隊

   キャット・バルー

   アルバレス・ケリー

   テキサス群盗団(日本未公開)

   サンタフェ(日本未公開)

   コロラド

   コルドラへの道

   プロフェッショナル9

   怒りの夜明け(日本未公開)

   アリゲニー高原の暴動(アルゲニーの反乱)

   拳銃無宿

   サン・アントニオ

   無頼の谷

   廃墟の群盗…

   荒野のガンマン

   大襲撃   



? 原点としての無声映画

   御誂治郎吉格子

   バグダッドの盗賊

   百萬両秘聞

   アイアン・ホース



メイキング──巻末解説。

敗戦少年の「日米戦争映画」史。

──2015年の現在から、この100年を振り返って。



「あとがき」代りの、「あとがたり」。──2016年1月



映画談議のメイン作品

大林フィロソフィーを形づくる映画たち

収録作品のスクリーンを彩る人びと

大林宣彦フィルモグラフィー



装幀:和田誠

本文デザイン:川島進

大林 宣彦[オオバヤシ ノブヒコ]
映像作家。1938年広島県尾道市生まれ。3歳の時に自宅の納屋で出合った活動写真機で、個人映画の製作を始める。上京後、16mmフィルムによる自主製作映画『EMOTION=伝説の午後・いつか見たドラキュラ』が、画廊・ホール・大学を中心に上映されジャーナリズムで高い評価を得る。『喰べた人』(63)はベルギー国際実験映画祭で審査員特別賞を受賞。この頃からテレビコマーシャルの草創期に本格的に関わり始め、チャールズ・ロビンソンの「マンダム」、ソフィア・ローレン、カトリーヌ・ドヌーヴなど外国人スターを多数起用。その数は2000本を超える。 77年『HOUSE/ハウス』で劇場映画にも進出。同年の『瞳の中の訪問者』と共に“ブルーリボン新人賞”を受賞。故郷で撮影された『転校生』(82)『時をかける少女』(83)『さびしんぼう』(85)は“尾道三部作”と称され親しまれている。『異人たちとの夏』(88)で“毎日映画コンクール監督賞”、『北京的西瓜』(89)で“山路ふみ子監督賞”、『ふたり』(91)で“アメリカ・ファンタスティックサターン賞”、『青春デンデケデケデケ』(92)で“平成4年度文化庁優秀映画作品賞…

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

てふてふ

3
クラシック映画の書評を読んでも、なかなか見たくなることはないのですが、そこはレジェンド大林監督の語り口。1頁読んだだけで、見たくなってしまって、このものすごい頁数をどんどん読んでしまう。時かけの後輩監督の2人(アニメ時かけ、仲版実写時かけ)と会ったり、スターウォーズ7についての思いを語っていたり、黒澤監督が世界の兵士が銃をやあめたって投げ出して手を取り合う映画を撮りたいといったら、ルーカスが監督がブルースクリーンの前で俳優を取ってくれたら、僕らが背景素材を用意しますよとか、2017/06/04

takao

2
ふむ2022/09/29

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