出版社内容情報
ゼネラルモータースやAT&Tなど、欧米の大企業でも採用され、その効果が実証されているエニアグラム。その本質を、事例から学ぶ。 エニアグラムとは、古代ギリシアで生まれた「人間学」です。人間の性格を9つの本質に分け、その本質からもっているタイプを見極めることで、自己発見や他者理解へ導きます。
米国スタンフォード大学の医学者や心理学者によって、体系化され、ゼネラルモータースやAT&Tなど、欧米の大企業で人材戦略の一環として採用され、効果を上げているメソッドです。
エニアグラムをビジネスに導入すると、
・リーダーシップ、チームマネジメント力、ファシリテーション力がアップ!
・ダイバーシティ(多様性)の推進、働き方の多様化への対応に直結!
・受容力が高まり、コミュニケーションがスムーズに!
■目次
まえがき
序 エニアグラムとは何か
タイプ診断チェックリスト
【達成者】
第1章 成功志向から成熟志向へ
成功したい向上心と恐怖のはざまで
能力開発に向かう
独立し、エニアグラムを活用して、業績を伸ばす
リーマン・ショックで栄光からの転落
人生のどん底へ
自分の弱みをさらけ出し、受け入れる
エニアグラムを深め、どん底から這い上がる
苦しんで六五歳を迎えて、生まれ変わる
表向きを飾る人生をやめて、本来の自分に目覚める
タイプ3 達成者のエゴを超えて
本質的な動機に基づいた“ミッション”に生きる
Q&A タイプ3の「根源的恐れ」と「無意識の動機」
【完全主義者】
第2章 「不寛容」からの自由
会社でも、家でも、弱音を吐けない日々
精神的に追い詰められ、四六時中「死」を考える
あなたは、何のために働いているのですか?
完全に向かって努力する「完全主義者」タイプ
青天の霹靂! 長女が突然、家を出る
明らかになった、母親と娘の認識のギャップ
タイプ1の囚われ わたしは間違っていない
「ねばならない」から「楽しむ」へ
Q&A タイプ1の「根源的恐れ」と「無意識の動機」
コラム エニアグラムを学ぶということ
【献身家】
第3章 本当のやさしさとは何か
人の気持ちを考えない人事異動
人の助けになりたい
採用した人よりも、不採用の人のほうが気になる
人間性と業績が両立する「感動工場」
ときには突き放すことも、相手のためになる
「退職」ではなく「卒業」
仕事だけでなく、夫婦関係もより成熟したものに
エニアグラムで、子どもたちの本質も受け入れる
すべての人が生きる力を発揮する社会に
Q&A タイプ2の「根源的恐れ」と「無意識の動機」
【堅実家】
第4章 全体を考慮し、バランスをとる
「自分よりも、まずは他人」が行動の基準
専業主婦から会社勤めへ
リーダーとしての成長と突き当たった壁
漠然とした不安が、怒りやイライラを生む
自分が主役ではなく、みんながうまくいくことが喜び
Q&A タイプ6の「根源的恐れ」と「無意識の動機」
コラム ビジネス エニアグラムが目指すもの
【統率者】
第5章 リーダーシップの転換点
力で人を動かすマネジメント
ライフライン(人生曲線)を描いて、自己変革へのスイッチが入る
エニアグラムで、人間の多様性に気づく
人を理解することで、人が自ら動きだすマネジメント
「数字をつくる」から「人間を活かす」リーダーシップへ
息子との関係も変えたエニアグラム
深い信頼に基づいた人間関係を築く
Q&A タイプ8の「根源的恐れ」と「無意識の動機」
【楽天家】
第6章 長所を活かし、短所を受け入れる
好奇心が行動の源
日常生活でエニアグラムを深める
「思考優先」で行き詰まった人間関係
「相手のため」と思っても、意図通りにはならない
タイプを通して、相手を理解する
「三つのセンター」を理解し、タイプの違いを受け入れる
行き詰まりのときこそ、自分のタイプを知るチャンス
Q&A タイプ7の「根源的恐れ」と「無意識の動機」
コラム ヤマチユナイテッドグループの導入事例
【調停者】
第7章 ウィークポイントの超克
優柔不断から脱却し、目標を実現
同じタイプでも「統合」か「分裂」かで、結果が大きく変わる
チームをまとめるのにも効果的な“エニアグラム”
自分らしい働き方を追い求めて
Q&A タイプ9の「根源的恐れ」と「無意識の動機」
コラム 統合の方向と分裂の方向
【個人主義者】
第8章 本質を追い求めて
お客様に最善を尽くすも、同僚から嫌われる
人間関係の悩みの根元にあるもの
自分の気持ちをひた隠しにしてきた幼少期
両親の価値観からの解放
エニアグラムを学び、両親とのわだかまりが溶ける
タイプ4 「嫉妬」を乗り越えて
本質が輝けば、人は美しくなる
Q&A タイプ4の「根源的恐れ」と「無意識の動機」
【観察者】
第9章 自分だけの世界を超えて
「わかり合えないこと」を認める
自分に当てはまることが、他人にも当てはまるとは限らない
タイプ5 思考で世界を把握する
「楽しむ」ではなく、「面白がる」
Q&A タイプ5の「根源的恐れ」と「無意識の動機」
コラム 新たなコミュニティづくりを目指して
あとがき
参考文献
木村 孝[キムラ タカシ]
著・文・その他
内容説明
エニアグラムをビジネスに導入すると、リーダーシップ、チームマネジメント力、ファシリテーション力がアップ!ダイバーシティ(多様性)の推進、働き方の多様化への対応に直結!受容力が高まり、コミュニケーションがスムーズに!
目次
序 エニアグラムとは何か
第1章 達成者―成功志向から成熟志向へ
第2章 完全主義者―「不寛容」からの自由
第3章 献身家―本当のやさしさとは何か
第4章 堅実家―全体を考慮し、バランスをとる
第5章 統率者―リーダーシップの転換点
第6章 楽天家―長所を活かし、短所を受け入れる
第7章 調停者―ウィークポイントの超克
第8章 個人主義者―本質を追い求めて
第9章 観察者―自分だけの世界を超えて
著者等紹介
木村孝[キムラタカシ]
1950年、石川県生まれ。ソニー商事、脳力開発研究所を経て、1991年HUMAX(株式会社ヒューマックス)を設立。国際コミュニオン学会会員。エニアグラム・ファシリテーター。脳力開発の集大成から人間の本質の探究を進め、エニアグラムを中心に心理学的手法、大脳生理学の理論を取り入れた研修・ワークショップを開発。大手企業のリーダー研修をはじめ、人材開発や自己開発にも取り入れられる。中小企業でもワークショップが行われるようになり、一人ひとりの個性を尊重した経営に活かされ始めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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