内容説明
オランダ流コーチングとは、自分の答えを見つけること。つまり、体験と省察を通して、教わらない、失敗を恐れない、他人と比べない。自分の目標を、自分で考え、決めて、行動し、振り返る。こうして、本当に自分が求める「幸せ」を手にしていくこと。
目次
第１章 「他人軸」で生きている私たち
第２章 あなたは人生で、何を成し遂げたいですか？
第３章 自分の気持ちと、じっくり向き合う
第４章 自分で計画を立て、実践し、振り返る
第５章 失敗はない！あるのは「体験」と「省察」だけ！
第６章 「教えない」から夢が叶う
著者等紹介
石川尚子［イシカワナオコ］
国際コーチ連盟プロフェッショナル認定コーチ。出版社にて、企業研修、講演会の運営、企画、教材開発や講師を担当した後、２００２年、ビジネスコーチとして独立。経営者、管理職をはじめ、教育関係者や営業職、医療職など、さまざまな職種へのパーソナル・コーチングを行う傍ら、「夢を叶えるコミュニケーション」などをテーマにしたコーチング研修の講師として活躍中。小中学生から企業の経営者まで、幅広い層に対して、全国で講演を行う。２０１６年より、オランダ流コーチングに基づく講座も開講中（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tetsubun1000mg
9
今年、スティーブ・ジョブズなどのIT創業者達にコーチングしていた「１兆ドルコーチ」ビル・キャンベル、「ドイツの子供は審判なしでサッカーをする」などの本を読んでいたのでこの本はすんなり読めた。 MLBでもコーチは選手が聞いてくるまで教えないし、野村監督もコーチは選手がやる気を出して聞いてくるまで教えるな書いていた。 オランダでは小学生から自分で学校や勉強の仕方を選ぶらしい。 日本の会社でも成果主義に切り替えてから、目先の実績を上げることに最優先になって長期的な視点が無くなったのでは？ この本は面白かった。 2020/08/30
まつ
3
自信をつけてからは逆。自ら考え決めることで自分を動かし、自信になる。 コーチングは自ら考え動くのを信じて待つあり方が重要。教えるでも引き出すでもない。「どうしたらできるか」で相手の意識を向ける。相手に興味を持ち体験と省察をする環境を作る。 コーチは自己基盤を整える。 できない理由を考える訓練を子供の頃に積んでいる。自分はどうしたい、どうしたらできるの思考回路を作ることが重要。 自分自身で行動を止めないため、子供自身で計画、実行、評価する。やり方を教えることができない存在というセルフイメージを強化する。 2022/04/10
Daisuk
3
自信を持ってコーチングしたい、は一生実現されない！ 周りの評価でなく、自分で考え、判断して実行、振り返って次につなげる経験が少ないって、自分の会社だけじゃないんだ。 自分が何をしたいのか、何のメリットがあるのかを考えて、人に伝えるところから本当のコミュニケーションが始まる。 指示待ち、周りの評価で動く人ばかり。自分もその要素はある。沢山タスクをこなすより、本質的に判断は合っているか、次にどうすべきか、一つずつ判断して進めていこ。2020/01/05
teruterubozet
3
自分の背中を無理に押して苦しめるんじゃなくて、 自分を肯定しながら前に進んでいくような感覚を掴めそうだなと思った。 心の中に、こんな風にコーチングしてくれる人を置いておこう。2019/11/28
shinome
3
自分対してはもちろん、子育て世代はぜひコーチングを学ぶべきだと思いました。 memo ・他人と比べると気持ちは常にざわつく ・できない理由を見つけて安心してる ・低い自己肯定感→他人から「教わる」から自分軸が奪われる ・他人軸から自分軸へシフト！ ・コーチングは【教えない】アプローチ ・相手が自分で考え、決めて、行動を起こすことを支援 ・「自信がつく日は一生来ない」だから今できることをやろう！ ・なぜできない？→どうすればできる？ ・NOと言われることはだめなことではない、失敗はマイナスではない2019/06/18
