ダルトン・トランボ―ハリウッドのブラックリストに挙げられた男

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  • サイズ B6判/ページ数 154p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784822816605
  • NDC分類 778.253
  • Cコード C0074

出版社内容情報

『ローマの休日』はじめ、数々の名作を世に送り出したトランボ。2度もアカデミー賞を受賞した不屈の精神を持つ人物の生涯を追う。 1940年末、ハリウッドでは「赤狩り」という共産主義者排除のキャンペーンが行われ、著名な脚本家であるダルトン・トランボは牢獄に捕らえられました。刑期終了後、トランボはペンネームで『ローマの休日』『ジョニーは戦場へ行った』など数々の名作を世に送り出したのです。2度もアカデミー賞を受賞した不屈の精神を持つ人物の生涯を追います。映画監督・大林宣彦推薦!

はじめに

1章 青年期

2章 若き日の経験

3章 共産主義とブラックリスト

4章 ブラックリスト時代の生活

5章 後半生    

6章 死、遺されたもの



訳者あとがき

原著の参考文献

本書に登場するダルトン・トランボの作品

本書の主題に関連するアメリカ映画

本書の主題に関連する書籍

ジェニファー・ワーナー[ジェニファー ワーナー]
筆名。生年不詳。
 ブックキャップス社のライフキャップス・シリーズからの刊行書籍多数。
『ミスター・ロジャース:すばらしい人生を送ったフレッド・ロジャースの伝記』(2013)『モナコのグレース・ケリー:アメリカの映画スターが王女になるまでを描いた感動の物語』(2014)『炎は絶やさない:ニーナ・シモンの生涯』(2014)など。

梓澤 登[アズサワ ノボル]
1946年、群馬県生まれ。1970年、早稲田大学第一文学部史学科卒業。2007年から、沖縄・那覇に在住。訳書に『トロツキーは無罪だ!』(現代書館、2009年)、『八月十五日の茶屋』(彩流社、2011年)など。

内容説明

1940年代末のハリウッド―「赤狩り」という共産主義者排除のキャンペーンが行われ、著名な脚本家であるダルトン・トランボは牢獄に捕らえられた。刑期終了後、ペンネームで書いた『ローマの休日』『黒い牡牛』で2度もアカデミー賞を受賞。ハリウッドに実名復帰後も、『ジョニーは戦場へ行った』『パピヨン』など数々の名作を書く。不屈の精神を持つ人物の生涯を追う。

目次

1章 青年期
2章 若き日の経験
3章 共産主義とブラックリスト
4章 ブラックリスト時代の生活
5章 後半生
6章 死、遺されたもの

著者等紹介

ワーナー,ジェニファー[ワーナー,ジェニファー] [Warner,Jennifer]
筆名。生年不詳

梓澤登[アズサワノボル]
1946年生まれ。1970年、早稲田大学第一文学部史学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

苺畑序音

9
赤狩りの時代にハリウッドのブラックリストに載せられた脚本家ダルトン・トランボの生涯。『ローマの休日』『スパルタカス』『栄光への脱出』『パピヨン』『ジョニーは戦場へ行った』等の原作・原案者はこの人です。ただひたすらに淡々と描いてあるので、この方面でよくあるようなある種の嫌な感じはしなかったかな。2016/11/25

こすもす

4
ダルトン.トランボの作品で忘れられない映画が何本かある。 一番強烈に残っているのが「ジョニーは戦場へ行った」だ。50年近く前に見た映画だがあの時の衝撃は忘れられない。 そして「追憶」「パピヨン」「ローマの休日」なども忘れられない。赤狩りの時代の中素晴らしい作品を書き続けた偉大な脚本家だったのだと改めて感じた。2019/12/03

アーク

2
トランボの半生を描いた映画「トランボ」のストーリーに、本人が脚本を書き下ろした各映画についての解説を付け足したような一冊。僕は既に映画と別冊を読んでいたので、本書から新たに得られた情報はそれほど多くなかったけれど、観たことのない映画についての解説は参考になった。ページ数もそれほど多くないので、トランボの半生と代表作についてさらりと知るにはよい一冊。2016/09/30

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