横須賀、基地の街を歩きつづけて―小さな運動はリヤカーとともに

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  • サイズ B6判/ページ数 222p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784822816551
  • NDC分類 319.8
  • Cコード C0036

出版社内容情報

40年にわたって、神奈川県横須賀で「基地のない町を」と訴えてきた「非核市民宣言運動・ヨコスカ」の歴史。

アメリカ軍第7艦隊の原子力空母米軍ロナルド・レーガンの母港であり、自衛隊の基地もある神奈川県横須賀で平和運動を続けてきた「非核市民宣言運動・ヨコスカ」。
 小さな市民運動が、40年にわたって「基地のない町を」と呼びかけるデモを続けています。毎月のデモは481回に。小さなリアカーに取りつけたスピーカーで「よろずピースBAND」が演奏したり、「自衛官─市民ホットライン」をつくったり、住民投票条例の直接請求をやったり……。
「理想を高くもたない」「持続に耐える」ことをモットーに、平和な未来を見つめます。

はじめに
第1章 長井の台地から始まる──占領期・横須賀の反基地運動
第2章 海軍カレーと軍転法──旧軍港市民と市長の「不断の活動」
第3章 憲法9条が自衛官を守っていると考えたことありますか
第4章 米海軍はなぜ謝罪したのか──平和船団ワイヤー切断事件の?末
第5章 基地のまちで生きることの意味
おわりに

【著者紹介】
1948年生まれ、横須賀市在住。
 1972年、米空母ミッドウエイの横須賀母港に反対する市民運動に参加。以後基地の街で平和運動を続ける。運動名は「非核市民宣言運動・ヨコスカ」と変わり、1976年からスタートした月例デモは2016年2月で481回となる。20年目となる「ヨコスカ平和船団」のメンバーでもある。「自衛官─市民ホットライン」など人権問題にも取り組む。
 共著に『周辺事態法Q&A』(岩波ブックレット)、『基地の読み方、歩き方』『私達の非協力宣言─周辺事態法と自治体の平和力』(以上、明石書店)、『オスプレイ配備の危険性』(七つ森書館)など。

内容説明

アメリカ海軍第7艦隊の原子力空母ロナルド・レーガンの母港であり、自衛隊の基地もある神奈川県横須賀。「非核市民宣言運動・ヨコスカ」という小さな市民運動が、40年にわたって毎月「基地のない町を」呼びかけるデモを続けています。480回を超えます。小さなリヤカーにつけたスピーカーで「よろずピースBAND」が演奏したり、「理想を高くもたない」「持続に耐える」ことをモットーに、平和な未来を見つめます。

目次

第1章 長井の台地から始まる―占領期・横須賀の反基地運動(1946年 敗戦の翌年、米軍住宅の建設に抵抗した長井地区の農民;1948年 デッカー基地司令官のゴルフ場建設計画に反対した小原台開拓農民 ほか)
第2章 海軍カレーと軍転法―旧軍港市民と市長の「不断の活動」(「軍転法」はなぜ生まれたか;平和法としての軍転法 ほか)
第3章 憲法9条が自衛官を守っていると考えたことありますか(自衛官のリスク;すでに「戦死」者が ほか)
第4章 米海軍はなぜ謝罪したのか―平和船団ワイヤー切断事件の顛末(基地監視入門講座;米警備艇の意図的な危険操船 ほか)
第5章 基地のまちで生きることの意味(このまちのオーナーは何を考えているのか 諦めとどう向きあうのか―小林伸行;自治体の平和力に気づくにも、ずいぶん時間がかかった だから、あせっちゃだめなんだよね―沢田政司)

著者等紹介

新倉裕史[ニイクラヒロシ]
1948年生まれ、印刷会社を昨年67歳で退職。1972年、米空母ミッドウエイの横須賀母港に反対する市民運動に参加。以後基地の街で平和運動を続ける。「自衛官‐市民ホットライン」など兵士の人権問題にも取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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