出版社内容情報
ヘイトスピーチやヘイトデモに対するカウンター行動として、安田浩一、香山リカ、野間易通、北原みのりらと、差別やヘイトを考える。
「のりこえねっと」は、2013年9月に設立されました。すさまじい勢いで増殖するヘイトスピーチやヘイトデモに対するカウンター行動にも取り組み、2年間にわたって「のりこえねっとTV」を毎週放送しています。また、国連でもヘイトスピーチは禁じられるべきだという見解が出されています。いまや「カウンターでいこう!」というアクションをひっぱっています。
「のりこえねっとTV」から、選りすぐりのアーカイブを1冊にまとめました。
1) サッカーと愛国とレイシズム
木村元彦(ノンフィクションライター)
清義彦(株式会社オン・ザ・コーナー代表取締役、ライター)
安田浩一(ジャーナリスト)
2) ヘイトする人々の精神分析
香山リカ(精神科医)
辛淑玉(のりこえねっと共同代表)
3) 1977 年ルイシャムの戦いに学ぶ
野間易通(C.R.A.C.)
横山純(神戸大学国際文化研究者)
4) もう、次の世代には闘わせない
北原みのり(ラブピースクラブ代表、コラムニスト)
李信恵(フリーライター)
5) 差別表現とヘイトスピーチ
小林健治(にんげん出版代表)
辛淑玉
6) ヘイトスピーチと宗教
釈氏政昭(真宗大谷派前住職)
辛淑玉
【著者紹介】
正式名称、ヘイトスピーチとレイシズムを乗り越える国際ネットワーク。尊厳を冒すヘイトスピーチとレイシズムを許さない活動をすすめるために、2013年9月に結成されたネットワークです。共同代表は上野千鶴子、宇都宮健児、雁屋哲、佐高信、辛淑玉、田中優子など、21名。
内容説明
私たちがともに暮らすこの社会が壊れていくことに胸を痛め、びびりながらもヘイト(憎悪・殺人扇動)の前に立ちはだかり、「NO」の声を上げ続けている人たちに伝えたい。
目次
プロローグ 一緒に生きよう
1 サッカーと愛国とレイシズム
2 ヘイトする人びとの精神分析
3 ルイシャムの闘いに学ぶ
4 もう、次の世代には闘わせたくない
5 差別表現とヘイトスピーチ
6 ヘイトスピーチと宗教
感想・レビュー
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