出版社内容情報
アメリカ移民で特攻隊の父を持つ福島みずほさんと、生長の家の教えに育った鈴木邦男さんが、「戦争はいやだ」の1点で交錯する対談。
“NO PASARAN!―奴らを通すな!”
ファシズムの台頭に対抗して、スペインの市民は、この言葉をスローガンに立ち上がった。平和という名の戦争を、絶対に許してはならないと、右翼・左翼の両翼が、いま手をつなぎ立ち上がる。アメリカ移民で特攻隊の父を持つ福島みずほさんと、「生長の家」の教えに育った鈴木邦男さんが、「戦争はいやだ」の1点で交錯する。
chapter1 愛国有理
還ってきた日章旗/アメリカ移民のファミリーヒストリー
父の戦後は、余生だったのかもしれない/左翼革命の恐怖
天皇はなぜタブーなのか/愛国心は自己申告/幻想・錯覚の国家
従軍慰安婦という制度があった/ヘイトスピーチは警察の別働隊
産経・読売は、右翼が嫌い/女性保守のマーケット
日本会議は何を目指しているのか/「脱右翼宣言」
chapter2 NO PASARAN!
戦争は平和/兵役で奨学金返済/靖国神社という問題
自由なき自主憲法より、自由ある押しつけ憲法がいい
日本人の男に憲法24条はつくれない/易姓革命の島、沖縄独立論
死刑廃止は日本の伝統文化/日の丸が泣いている
【著者紹介】
新右翼団体「一水会」顧問。「ヘイトスピーチとレイシズムを乗り越える国際ネットワーク」(のりこえねっと)共同代表。愛国心、差別、表現の自由などについて、積極的に発言している。合気道3段、柔道3段。著書に『愛国者は信用できるか』(講談社現代新書)他、多数。
内容説明
NO PASARAN!奴らを通すな!ファシズムの台頭に対抗して、市民は立ち上がった。平和という名の新たな戦争を、絶対に許してはならない、と。
目次
Prologue 夢を持て、理想を語れ!
1 愛国有理(還ってきた日章旗;アメリカ移民のファミリーヒストリー ほか)
2 NO PASARAN!(戦争は平和;兵役で奨学金返済 ほか)
Epilogue 自由を奪われるな
著者等紹介
鈴木邦男[スズキクニオ]
1943年、福島県生まれ。サンケイ新聞社勤務を経て、新右翼団体「一水会」を立ち上げる。その後、顧問。「ヘイトスピーチとレイシズムを乗り越える国際ネットワーク」(のりこえねっと)共同代表。愛国心、差別、表現の自由などについて、積極的に発言している。合気道3段、柔道3段
福島みずほ[フクシマミズホ]
1955年、宮崎県生まれ。弁護士活動を経て、社民党参議院議員に。前社民党党首。元少子化・消費者・男女共同参画・食品安全担当大臣。環境・人権・男女平等・平和・雇用を5本柱に据え、幅広く活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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