出版社内容情報
文豪・夏目漱石は生涯に2600余の俳句を残しました。句風は斬新にして洒脱。南伸坊さんが30句選んで絵(俳画)をつけました。
夏目漱石は、俳聖・正岡子規の親友でした。文豪として活躍しながら、生涯に2600余の俳句を残し、句風は斬新にして洒脱、進取の気風に富んでいます。
オールカラー! 南伸坊さんが夏目漱石の俳句を30句選んで絵(俳画?)をつけました。
罌粟の花さやうに散るは慮外なり(明治28年)
ちとやすめ張子の虎も春の雨(明治28年)
菜の花の中に糞ひる飛脚哉(明治29年)
奈良の春十二神将剥げ尽くせり(明治29年)
端然と恋をしている雛かな(明治29年)
菫ほどな小さき人に生まれたし(明治30年)
ぶつぶつと大なる田螺の不平哉(明治30年)
寒山か拾得か蜂に螫されしは(明治30年)
……
【著者紹介】
夏目 漱石
1867年?1916年。小説家、英文学者。俳号は愚陀仏。
大学時代に正岡子規と出会い、俳句を学ぶ。卒業後、松山で中学教師、熊本で五高教授を務めた後、イギリスへ留学。帰国後、東大講師として英文学を講じ、その後朝日新聞社に入社。
「吾輩は猫である」「坊っちゃん」「虞美人草」「三四郎」「こころ」「明暗」などを執筆。
内容説明
夏目漱石の俳句に伸坊が絵をつけた絵本。
著者等紹介
夏目漱石[ナツメソウセキ]
1867年江戸生まれ。小説家、英文学者。俳号は愚陀仏。大学時代に正岡子規と出会い、俳句を学ぶ。卒業後、松山で中学教師、熊本で五高教授を務めた後、イギリスへ留学。帰国後、東大講師として英文学を講じ、その後朝日新聞社に入社。1916年死去
南伸坊[ミナミシンボウ]
1947年東京生まれ。「ガロ」の元編集長。あたたかみのある描線の似顔絵やイラストレーション、エッセイや装幀でも名高い。98年講談社出版文化賞ブックデザイン賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ケイ
kinkin
さて読書の秋が来たよ寺
まさむ♪ね
momogaga
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- 和書
- 嘘