出版社内容情報
「辺野古強行をやめさせよう─沖縄の心をひとつに 沖縄『建白書』を実現し未来を拓く島ぐるみ会議結成大会」(2014年7月27日、沖縄・宜野湾市民会館)が開催されました。米軍普天間飛行場の県内移設を断念させ、辺野古新基地建設強行をやめさせるための大会です。全発言を記録し、建白書と関連資料を収録します。
目次
はじめに──私たちには、人間としての普遍的で「不可侵の権利がある」──島袋 純
建白書
●建白書共同代表から開会の挨拶
建白書に盛り込まれた課題を実現する取り組みを強化していこう──仲村信正(前連合沖縄会長)
●共同代表から
安心して暮らせる沖縄の島をとりもどすために──大城貴代子(元県女性政策室長)
オスプレイ配備を撤回させるために、新たな基地建設を許さない──大城紀夫(連合沖縄会長)
ウチナンチュの尊厳、基本的人権、平和な暮らしを守ることがもっとも重要──呉屋守將(金秀グループ会長)
沖縄の人の魂を奮い立たせて、日本政府にNOを突きつけて、沖縄から日本を変えていく──平良朝敬(かりゆしグループCEO)
サバイバーとして生き抜いてきた私たちのこの力で、辺野古を止めましょう──高里鈴代(基地・軍隊を許さない行動する女たちの会代表)
全軍労は「基地を返せ!」という闘いをした──友寄信助(元社民党県連委員長)
心ある自由民主党は、何としても公約を守ってやらなくちゃいかん──仲里利信(元沖縄県議会議長)
沖縄は存在するだけで、日本にとっては大きな国益になっている──宮城篤実(前嘉手納町長)
それぞれの場でそれぞれの人たちが、それぞれのやり方を発揮しよう──由井晶子(元沖縄タイムス編集局長)
要求だけでなく、国の中に具体的に話を持ち込んでいくアクションを──吉元政矩(元沖縄県副知事)
●議員団代表から
私たちは決して諦めない、屈しない、そして、許さない──仲宗根悟(沖縄県議会・社民・護憲ネット代表)
オール沖縄をつくることが、日本政府が、もっともおそれることであります──奥平一夫(県民ネット議員団代表)
建白書に込められた沖縄県民の総意は、断じて揺るがない──渡久地修(日本共産党県議団代表)
沖縄の未来、基地のない沖縄のために、党派を超えて闘って勝利をしよう──大城一馬(沖縄社会大衆党県議団代表)
同じ仲間であった自民党県連が、れわれを処分するのは理解に苦しむ──金城 徹(那覇市議会自民党新風会議員団代表会長)
●今後の取り組みについて
現地を基本に県内を包囲し、国内世論を喚起し、世界に沖縄の現状を訴えていこう──玉城義和(建白書島ぐるみ会議執行委員・沖縄県議会議員)
●辺野古強行を止めさせよう、沖縄の心をひとつに、沖縄建白書を実現し未来を拓く島ぐるみ会議結成アピール
●論壇から
建白書実現へ再結集を──民意と尊厳否定する新基地建設(島袋 純)
辺野古強行を阻止へ──「島ぐるみ会議」を結成(うつみ宮城恵美子)
新基地反対 直接行動を──県庁前から辺野古 毎週バス運行(宮城恵美子)
市民参加で新基地阻止を──「辺野古バス」毎週運行(宮城恵美子)
●声明
辺野古新基地強行工事の中止を求める抗議声明
●沖縄県議会の意見書
辺野古でのボーリング調査等の強行に抗議し、新基地建設工事の即時中止を求める意見書
●これまでの主な動き
●沖縄の米軍基地
●辺野古新基地計画
●沖縄『建白書』を実現し未来を拓く島ぐるみ会議 発起人と事務局
*肩書は大会当日のものです
【著者紹介】
沖縄「建白書」を実現し未来を拓く島ぐるみ会議
2013年1月28日に日本政府へ提出された沖縄の全41市町村の首長、議会議長、および県議会の議長などの署名をともなう「建白書」(オスプレイ配備撤回、米軍普天間基地の閉鎖撤去、県内移設断念)を実現。沖縄の未来を拓く、オール沖縄的な島ぐるみの活動を目的とし、個人会員で構成しています。
目次
建白書共同代表から開会の挨拶
共同代表から
議員団の代表から
今後の取り組みについて
論壇から
声明
沖縄県議会の意見書
感想・レビュー
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- 和書
- 共産党宣言 まんがで読破