内容説明
日本ハードボイルド界の父と、直木賞作家が、ハードボイルドの歴史、ハードボイルド独特の世界観を語り尽くす!秘蔵のパルプ・マガジン「ブラック・マスク」など、マニア垂涎の図版もたっぷりお見せします。
目次
第1章 はじめはおみやげとおもしろ話あれこれ(アメリカ全州を回った;デビューした頃の話 ほか)
第2章 ハードボイルドとの出会い(初の「パーカー映画」;フィルムノワールを語る ほか)
第3章 ハメット『マルタの鷹』問題(『マルタの鷹』十人目の翻訳者;『赤い収穫』か『血の収穫』か ほか)
第4章 ハメット『赤い収穫』問題(『赤い収穫』の映画化;ハメットのプロフィール ほか)
第5章 ハードボイルドの作家たち(『影なき男』とパーカー、クラムリーのこと;チャンドラーのこと ほか)
著者等紹介
小鷹信光[コダカノブミツ]
1936年岐阜県生まれ。ハードボイルドを中心としたミステリ評論家、翻訳家、アンソロジスト、小説家。早稲田大学第一文学部英文科卒業。ワセダミステリクラブに所属し、在学中から評論活動を開始。医学書院に勤務する傍ら、翻訳家としても活動を開始。テレビドラマ『探偵物語』の原案者であり、小説版も手がけた。2007年、『私のハードボイルド』(早川書房)で日本推理作家協会賞を受賞
逢坂剛[オウサカゴウ]
1943年東京都生まれ。小説家。中央大学法学部法律学科卒業。博報堂に勤務する傍ら、執筆活動を行う。1980年「暗殺者グラナダに死す」により第19回オール讀物推理小説新人賞を受賞。86年『カディスの赤い星』(講談社文庫)により直木賞、日本推理作家協会賞、日本冒険小説協会大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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