内容説明
ジャズから演歌、江戸物、音曲、落語、フラメンコまで、平岡正明的超絶技法で贈る街場の芸能大祭典。
目次
1 ジャズが戦闘的だったころ(セシル・テイラーVS山下洋輔一騎打ち;柴田浩一のエリントン;パーカー者の旅路 ほか)
2 寄席に脈打つ市井の美学(宮之助の新内 次郎吉ざんげ;ショーロ落語「三年目」初演;長屋の花見 ほか)
3 カンテ・フラメンコの旅路(ジェロの艶歌;フランク永井を悼む;アングラ芝居の音 ほか)
著者等紹介
平岡正明[ヒラオカマサアキ]
1941年東京生まれ。評論家。1964年『韃靼人宣言』で評論家デビュー、カウンターカルチャーのカリスマ的存在に。現代思想、現代芸術を横断的に批評。1990年『大歌謡論』で第4回大衆文学賞研究賞、93年『浪曲的』で斎藤緑雨賞受賞。1992年から94年まで「ハマ野毛」を編集・刊行。2009年7月9日逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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