実相―日本共産党の査問事件

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  • サイズ B6判/ページ数 254p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784822808631
  • NDC分類 315.1
  • Cコード C0036

内容説明

新日和見主義事件は1970年代初頭、民青に起こった有名な「反党分派」査問事件である。…新日和見主義事件で、「何があったのか」「何を問われたのか」「何を疑われたのか」「何をやったのか」「何を書いたのか」そして、「何が起こったのか」それらの証言がいま強く求められる。それらが明らかになればなるほど、歴史の大地はさらに豊饒に広がる。事件の被害者の名誉にも光があてられる。本書では、その立場である著者が、事実を明らかにし、論及みた。

目次

序章 明かされた新事実
第1章 なぜ、いま「分派活動」が
第2章 被処分者の年一度の集まり
第3章 シンヒヨの会の推移
第4章 新日和見主義の人脈と起源
第5章 川上徹の軌跡
終章 事件被害者の妻たちへ

著者等紹介

油井喜夫[ユイヨシオ]
6歳のとき中国遼寧省・遼陽より引揚。静岡県立藤枝東高等学校、慶応義塾大学(通信教育部)卒業。静岡県職員、司法書士などに従事、現在フリー。労働組合活動、青年運動などに携わる。民青班長・同地区委員長・同県委員長・同中央委員、日本共産党静岡県委員などの役職に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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産廃屋

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川上徹による分派活動の隠匿を思い出とともに批判する一冊。いわゆる新日和見主義についての論争である。それにしても、国際派と所感派の争いは中ソの思惑も絡んで相当に面白いものだったが、このシンヒヨには、一体どんな意味があるというのか。2020/05/09

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