内容説明
『俳句界』で対談のホストをつとめた連載「甘口対談」。俳句を俳壇という狭い世界に閉じ込めず、広く外からの風に当てるよう、むしろ、専門外の人たちに示唆的な話をしてもらった。
目次
梁石日(作家)―ことばが子宮で詩になるとき
船村徹(作詞家)―ひばり魂かくありき
筑紫哲也(ジャーナリスト)―「女子高生ルーズソックス春の道」
原ひさ子(女優)―むかつく浮世、つれづれに
都はるみ(歌手)―哀しいときも、嬉しいときも、歌はいいもの
落合恵子(作家)―ことばは心を突き刺し、また包み
浅井愼平(写真家)―短詩型と写真の遭遇事件
上野千鶴子(社会学者)―尾崎放哉の衝撃
花田春兆(俳人)―「不具・びっこ辞書から消され蝌蚪に肢」
村松友視(作家)―文士ひしめき文壇栄え
壇ふみ(女優)―人生多難でありますように!?
井上陽水(シンガーソングライター)―作詞のヒントは「歳時記」にあり
田中優子(学者)―芭蕉連句と唐傘連判
松原治(書店経営者)―紀伊國屋書店の来し方
中村吉右衛門(歌舞伎役者)―世界遺産「歌舞伎」を遊ぶ
三舩優子(ピアニスト)―越境する五七五
富野由悠季(アニメ監督)―オタクの原点・子規にあり
早坂暁(脚本家)―夕日に見る放哉の吐息
辛淑玉(エッセイスト)―言葉足らずになりたい
川中美幸(歌手)―歌よ人生の萃点たれ
著者等紹介
佐高信[サタカマコト]
1945年山形県酒田市生まれ。経済雑誌編集者兼記者を経てフリーに。巷間名高い辛口の政治経済評論家が、多彩なゲストと“わびさび”について語る「俳句界」対談連載が話題に。「週刊金曜日」社長。詩歌や歌謡曲にも造詣が深い。城山三郎氏の逝去にともない、追悼出版の編著多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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- 和書
- 気が向いたら風になって



