内容説明
汎用プログラムを高速化するスーパースカラ・プロセッサの実現方式に焦点を当て、各種の選択肢をシミュレーションで定量評価。ハードウエア/ソフトウエアのトレードオフ,そしてコンパイラ技術にまで踏み込んで解説。
目次
第1章 パイプライン処理、CISC、RISCを越えて
第2章 スーパースカラ方式の概要
第3章 実行モデルの設定
第4章 命令フェッチおよびデコード
第5章 例外回復の役割
第6章 レジスタ・データフロー
第7章 アウト・オブ・オーダー命令発行
第8章 メモリ・データフロー
第9章 複雑さに関する議論
第10章 基本的なソフトウエア・スケジューリング
第11章 分岐をまたぐソフトウェア・スケジューリング
第12章 スーパースカラ・プロセッサの選択肢と将来展望
付録 スーパースカラ386