内容説明
にっぽんの「おっ母さん」ここにあり!!福井鉄道・鯖浦線(江波駅)本邦初の“女駅長”奮戦記!戦中戦後の混乱・激動期日本を生活現場で支えた“にっぽんのおっ母さん”
目次
第1章 見送り
第2章 敗戦・結婚
第3章 絶望
第4章 夜逃げ
第5章 女駅長
第6章 明日の幸せを夢見て
著者等紹介
高原則夫[タカハラノリオ] 
昭和23(1948)年福井県生まれ。地元の丹生高校卒業。昭和44(1969)年大虫地区(現越前市)に珠算塾を開く。昭和55(1980)年越前市深草本部開塾(6分教場経営)。平成元(1989)年上記に書写教室併設
高原隆義[タカハラタカヨシ] 
昭和25(1950)年福井県生まれ。昭和44(1969)年武生工業高校建築科卒業。尾田組(奈良県)入社、長谷川工務店(現長谷工コーポレーション)を経て、平成9(1997)年株式会社彩都コーポレーション創立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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哲
1
          
            見た感じそれほど厚い本ではなく、内容も軽い読み物程度だと思って読み始めたが、なかなかどうして、名もなき一家族が戦争や時代に翻弄され、激動の人生を歩んでいく様が活写されていて、引き込まれるものがあった。この家族の息子達の筆によるもので、プロの作家が書いたような「巧さ」はないかも知れない。しかし、当事者ならではのリアルな視点が生きているし、思いも並々ならぬものを感じる。福井の、自分が住む身近な場所にも、人々の重厚なドラマがゴロゴロしていると思うと、まだまだこの片田舎の歴史や文化を知ってみたいと思わされる。2017/01/23
          
        


 
               
              


