内容説明
日本社会学の頽廃を悲しむ!戦後、日本におけるアメリカ社会学の導入は、体系と環境の区別を前提として、システム理論としての行為の一般理論を展開させていったが、プラグマティズムの行為理論は完全に無視されるか、せいぜい歪曲されたかたちで導入されたに過ぎなかった。
目次
第1章 知識社会学の課題―清水社会学の社会学
第2章 戦後日本におけるプラグマティズムの受容過程
第3章 G・H・ミードのコミュニケーション論
第4章 社会学としてのプラグマティズム
第5章 社会学史研究の方法―新明社会学の社会学
第6章 日本の社会と社会学
第7章 時間と空間のなかの社会学
第8章 近江商人と浄土真宗
第9章 G・H・ミードのJ・デューイ論
第10章 日本社会学の頽廃を悲しむ―ある架空の最終講義
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