ヨーロッパ対外政策の焦点―EU通商戦略の新展開

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  • サイズ A5判/ページ数 223p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784822409036
  • NDC分類 678.1
  • Cコード C3060

内容説明

本書は、EU対外政策の変貌を、基本構造とその戦略展開に焦点を合わせて包括的に分析する。全体は3部に分かれ、第1部は、ポスト冷戦におけるEUの外交、通商、開発・援助の3つの政策の構造変化を明らかにし、共同体と加盟国とが織り成す複雑な法的基礎を整理する。第2部は、EUの対米、対途上国、対中・東欧、対アジアの諸関係を取り上げる。最近の動向をフォローして、新たな展開を総括する。第3部は、新ラウンドの展開を展望しつつ、中小企業、通商交渉方式、アンチダンピング、知的財産権、電子商取引、技術障壁、金融サービスなどの重要分野を分析する。

目次

第1部 EU対外関係の政策的・法的基礎(EU対外政策の基本的性格;EU対外関係の法的基礎)
第2部 二国(地域)間関係の展開と戦略(自立度を増すEUの対アメリカ関係;EUの対途上国経済関係―政治・社会面の協力と自立を促す協力関係の構築;一体化進む中・東欧との経済関係;本格化するEUの対アジア戦略の展開;対外攻勢に転じるEU中小企業)
第3部 多国間関係の展開と戦略―WTO問題(EUのWTO政策と新ラウンド交渉の課題;域内産業保護・救済措置―アンチダンピングを中心に;知的産業技術政策―TRIPs、ECおよびTBT;EUの金融サービス政策とWTO体制)

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