出版社内容情報
ビジネスパーソン向けに、企業戦略上の重要性の高まる知的財産について、事例をひもときながら分かりやすくまとめた入門書。
内容説明
『下町ロケット』神谷弁護士のモデルとなった技術系弁護士と新進気鋭の知財会計コンサルタントが、最新事例に基づき、ビジネスパーソンのために知財のセオリー・活用法を平易に解説。
目次
第1章 技術のコモディティ化と知財・事業戦略―技術と知財で勝る日本が、世界でなぜ勝てないのか
第2章 オープン&クローズの戦略論―トヨタは燃料電池車関連特許をなぜ無償開放したのか
第3章 特許の権利行使と知財ファンド―知財を武器に暗躍するパテントトロールの脅威
第4章 知財の取引と新たな紛争―破産したコダックは知財を売って未来の礎を得た
第5章 事業と知財の一体化―知財をかき集めるグーグルの思惑を読み解く
第6章 特許のコストとリターン―青色LEDが示す「必須特許なくして市場参入なし」
第7章 グローバル特許の取得と訴訟戦略―国際出願と訴訟の備えは、要所を抑えて賢く対応
第8章 グローバル知財管理とタックス戦略―知財はどこでどのように保有・管理するのが最適か
著者等紹介
鮫島正洋[サメジママサヒロ]
弁護士法人内田・鮫島法律事務所代表パートナー弁護士・弁理士。東京工業大学金属工学科卒業。藤倉電線株式会社(現在の株式会社フジクラ)にてエンジニア、92年弁理士登録後、日本アイ・ビー・エム株式会社知的財産部を経て99年弁護士登録。2004年内田・鮫島法律事務所を設立。弁護士業の傍ら、知財戦略セオリー、中小企業向け知財政策など多方面に向けた発言を行い、その貢献に対して2012年知財功労賞受賞。直木賞受賞作品池井戸潤氏著『下町ロケット』の神谷弁護士のモデル
小林誠[コバヤシマコト]
デロイトトーマツファイナンシャルアドバイザリー合同会社知的財産グループシニアヴァイスプレジデント。国際特許事務所を経て2007年に現職に至り、知財が重要となる製造業およびICT業界におけるクロスボーダーM&A・ライセンス・知財取引に伴うアドバイザリー業務、知財デューデリジェンス、知財価値評価に加え、知財戦略策定、組織再編に伴う知財管理体制構築、グローバル知財管理体制構築、技術起点の新規事業開発、知財情報調査・解析などのコンサルティング業務を専門とする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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momogaga
あのあの
鉄路のほとり
hayataka
pb_lack