出版社内容情報
本書は『Windows Sysinternals Administrator's Reference』(Microsoft Press、2011年)の日本語翻訳版です。Microsoft TechNetサイトで無償提供されているWindows Sysinternalsツールの使い方の詳細なガイダンスと、それを補足するWindows内部の技術解説を提供します。ツールの生みの親であるMark Russinovichと、WindowsのエキスパートであるAaron Margosisの解説により、ファイル、ディスク、プロセス、セキュリティ、Windows管理用の、多数の無償ツールの特徴と機能をより深く知ることができます。日本語版では原書の出版以降に行われたツールの更新をできる限り反映し、日本語Windows環境での基本的な動作確認を行いました。
内容説明
Sysinternalsツール初の日本語解説書。Process Explorer、Autoruns、Process Monitorなど66のツールを掲載。
目次
第1部 はじめに(Sysinternalsユーティリティの始め方;Windowsのコアの概念を学ぶ)
第2部 リファレンスガイド(Process Explorer;Process Monitor;Autoruns ほか)
第3部 トラブルシューティング―“原因不明の…の問題”(エラーメッセージ;ハングアップとパフォーマンスの低下;マルウェア)
著者等紹介
ルシノビッチ,マーク[ルシノビッチ,マーク][Russinovich,Mark E.]
マイクロソフトのWindows Azureグループのテクニカルフェロー、マイクロソフトのクラウドオペレーティングシステムを担当。マイクロソフトによりWinternals Softwareが買収された2006年から、マイクロソフトに所属(Winternals Softwareは、1996年に共同で創業した会社)
マーゴシス,アーロン[マーゴシス,アーロン][Margosis,Aaron]
Microsoft Public Sector Servicesのプリンシパルコンサルタントであり、1999年から主に米国連邦政府の仕事をしている。Windowsプラットフォーム上でのアプリケーション開発を専門とし、特にロックダウン環境におけるセキュリティとアプリケーション互換性を得意としている。マイクロソフトのカンファレンスでは、スピーカーとして高く評価されている。Windows XPを非管理者として実行することを提唱してきたことでよく知られ、ユーティリティの公開や、それを実現可能にするためのガイダンスを提供してきた
山内和朗[ヤマウチカズオ]
IT専門誌、Web媒体を中心に執筆活動を行っているテクニカルライター。システムインテグレーター、IT専門誌の編集者、地方の中堅企業のシステム管理者を経て、2008年にフリーランスに。「山市良」「三華和夫」の筆名で雑誌に多数の記事を寄稿するほか、ITベンダー数社の技術文書(ホワイトペーパー)の制作やユーザー事例取材なども行う。2008年10月にMicrosoft MVP for Virtual Machine(Oct2008‐Sep2012)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。