実践・心不全緩和ケア

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実践・心不全緩和ケア

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  • サイズ B5判/ページ数 175p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784822292744
  • NDC分類 493.23
  • Cコード C3047

出版社内容情報

循環器内科医、総合診療医、在宅医らが取り組んできた実践例を症例に基づいて解説循環器内科医、総合診療医、在宅医らが取り組んできた実践例を症例に基づいて解説
心機能が衰えていく心不全は癌にも匹敵するほど予後不良と言われており、呼吸困難や浮腫がとれないことから堪え難い苦痛を伴う症例が存在します。高齢化の進展に伴い心不全患者に対する緩和ケアのニーズは高まっており、そのノウハウの蓄積と共有化が急がれています。本書は、循環器内科医はもちろん、総合診療医や在宅医、コメディカルらが真正面から取り組んできた実践例を具体的な症例に基づいて解説します。

■臨床講座
第1回 適切な治療を行いながらの心不全緩和ケア
 高齢者の大動脈弁狭窄症症例を通して考える
 柴田 龍宏(久留米大学医学部 心臓・血管内科)

第2回 心不全の緩和ケア、何が難しいのか?
 認知症高齢者の心不全症例で感じたこと
 柏木 秀行(飯塚病院 緩和ケア科/地域包括ケア推進本部)

解説 非癌の緩和ケアも学べる機会に
 飯塚病院の緩和ケアフェローシップコース
 岡村 知直(飯塚病院 緩和ケア科)

第3回 心不全緩和ケアを若手心不全医はこう考える
 症例検討とアンケート調査から見えてくるもの
 柴田 龍宏(久留米大学医学部 心臓・血管内科)

第4回 心不全緩和ケアから見た補助人工心臓治療
 適応検討時からの関わりが求められる緩和ケア
 柴田 龍宏(久留米大学医学部 心臓・血管内科)

第5回 心不全のアドバンス・ケア・プランニングとは
 高齢者の救急医療に携わる内科医の視点
 岡村 知直(飯塚病院 緩和ケア科)

第6回 心不全緩和ケアを在宅に持ち込む3ステップ
 市中病院の循環器内科医ができること
 大森 崇史(飯塚病院 循環器科/ハートサポートチーム代表)

第7回 心不全緩和ケアチームが学ぶべきこと
 「ACP」と「連携」という2つのキーワード
 琴岡 憲彦(佐賀大学医学部 循環器内科・先進心不全医療学講座)

第8回 心臓だけでなく、心のケアも忘れずに
 「心不全患者の10?40%がうつ」という現実
 堀川 直希(久留米厚生病院/久留米大学医学部 神経精神医学講座)

第9回 がん緩和ケアチームが無理なく関わるポイント
 いつものように、心不全チームと協働
 佐野 智美(久留米大学医学部 麻酔学講座)

第10回 癌とHIVだけじゃない!心不全も緩和ケアの時代
 診療報酬で末期心不全が緩和ケアの適応に
 大森 崇史(飯塚病院 緩和ケア科/ハートサポートチーム代表)

第11回 在宅医が心不全緩和ケアに関わる時
 退院カンファレンスで「事前打ち合わせ」を
 池田 真介(きずなクリニック)

第12回 心不全に伴う症状緩和に漢方を生かすには
 標準治療でも取り切れない時の選択肢に
 土倉 潤一郎(土倉内科循環器クリニック)

第13回 外来看護師の視点から考える心不全緩和ケア
 「患者・家族の想いを聴く」が外来面談の神髄
 中島 菜穂子(久留米大学病院看護部/心不全支援チーム)

第14回 ステージCから始める「基本的」心不全緩和ケア
 心不全の基本的緩和ケアのトレーニングを
 柴田 龍宏(久留米大学医学部 心臓・血管内科)

第15回 心不全の予後予測・告知、どうしたらよいのか
 「先生、私はあとどれくらいなのでしょうか」をきっかけに
 大森 崇史(飯塚病院 緩和ケア科/ハートサポートチーム代表)

■スペシャルリポート
Report◎ 兵庫県立姫路循環器病センターの試み
 7年目の心不全緩和チームが見た5つの課題
 介入時期、意思決定支援、薬物療法はどうする?

Report◎ Circulation Journal 誌から
 心不全の「緩和ケアカンファレンス経験あり」は約半数
 心不全緩和ケア、専門施設の98%が「必要」

Report◎ 第20回日本心不全学会学術集会
 高齢者心不全診療の実践のために活用を
 高齢心不全患者の治療に関する指針を発表

Report◎ 全面改訂された心不全診療ガイドライン
 心血管既往の糖尿病でSGLT2阻害薬がクラスIに
 予防から緩和ケアまで最新の心不全標準治療示す

Report◎「心不全パンデミック」の脅威《1》
 急性増悪による再入院増も懸念
 心不全患者、2025年には120万人超へ

Report◎「心不全パンデミック」の脅威《2》
 急性増悪防ぐ介入ポイント
 「隠れた心不全」も拾い上げ、先手を打つ

Report◎「心不全パンデミック」の脅威《3》
 ステージ別の先制医療
 心不全ハイリスク者への積極介入がカギ

Report◎「心不全パンデミック」の脅威《4》
 心不全専門の「診-診」連携を
 循環器専門診療所が振り分け機能

Report◎「心不全パンデミック」の脅威《5》
 心不全看護認定看護師の養成も急務
 多職種による介入は必須条件

Report◎「心不全パンデミック」の脅威《6》
 多職種介入で再入院率を半分に
 2次医療圏ごとに心不全センターを配置

■重要資料
 循環器疾患の患者に対する
 緩和ケア提供体制のあり方について



柴田 龍宏[シバタ タツヒロ]
監修

柏木 秀行[カシワギ ヒデユキ]
監修

日経メディカル[ニッケイメディカル]
編集

目次

臨床講座(適切な治療を行いながらの心不全緩和ケア―高齢者の大動脈弁狭窄症症例を通して考える(柴田龍宏(久留米大学医学部心臓・血管内科))
心不全の緩和ケア、何が難しいのか?―認知症高齢者の心不全症例で感じたこと(柏木秀行(飯塚病院緩和ケア科/地域包括ケア推進本部))
非癌の緩和ケアも学べる機会に―飯塚病院の緩和ケアフェローシップコース(岡村知直(飯塚病院緩和ケア科))
心不全緩和ケアを若手心不全医はこう考える―症例検討とアンケート調査から見えてくるもの(柴田龍宏(久留米大学医学部心臓・血管内科))
心不全緩和ケアから見た補助人工心臓治療―適応検討時からの関わりが求められる緩和ケア(柴田龍宏(久留米大学医学部心臓・血管内科)) ほか)
スペシャルリポート(兵庫県立姫路循環器病センターの試み 7年目の心不全緩和チームが見た5つの課題―介入時期、意思決定支援、薬物療法はどうする?;Circulation Journal誌から 心不全の「緩和ケアカンファレンス経験あり」は約半数―心不全緩和ケア、専門施設の98%が「必要」;第20回日本心不全学会学術集会 高齢者心不全診療の実践のために活用を―高齢心不全患者の治療に関する指針を発表;全面改訂された心不全診療ガイドライン 心血管既往の糖尿病でSGLT2阻害薬がクラスIに―予防から緩和ケアまで最新の心不全標準治療示す;「心不全パンデミック」の脅威(1)急性増悪による再入院増も懸念―心不全患者、2025年には120万人超へ ほか)

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