内容説明
顧客第1主義とスピードを武器に金融業を「複製」するアマゾン。スマホ決済を土台に「フィンテック新時代」を創造したアリババ、テンセント。「世界一のデジタルバンク」と称賛されるシンガポールDBS銀行。逆襲する「ベスト&ブライテスト」、ゴールドマン・サックスとJPモルガン。日本型金融ディスラプターとメガバンクとの対決の行方。テクノロジー企業vs既存金融機関の戦いを徹底分析。
目次
2025年4月の近未来
第1部 「金融のあるべき姿」を問い直す戦い(戦いの構図;新しい当たり前;金融実務経験に基づく自戒と問題意識)
第2部 金融ディスラプターの戦略(アマゾン銀行が誕生する日;中国を世界最先端のフィンテック大国に変えたアリババ、テンセント;日本の金融ディスラプター)
第3部 既存金融機関の反撃(ゴールドマン・サックスとJPモルガンの決断;邦銀のデジタルトランスフォーメーション;「世界一のデジタルバンク」DBS銀行)
「金融4・0」は日本から生み出される
著者等紹介
田中道昭[タナカミチアキ]
立教大学ビジネススクール(大学院ビジネスデザイン研究科)教授。株式会社マージングポイント代表取締役社長。シカゴ大学経営大学院MBA。専門は企業戦略&マーケティング戦略、及びミッション・マネジメント&リーダーシップ。三菱東京UFJ銀行投資銀行部門調査役、シティバンク資産証券部トランザクター(バイスプレジデント)、バンクオブアメリカ証券会社ストラクチャードファイナンス部長(プリンシパル)、ABNアムロ証券会社オリジネーション本部長(マネージングディレクター)などを歴任し、現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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